【マンガのふるさと】巨人やキャラクターが至る所に出現諌山創氏の故郷・日田を進撃 進撃の巨人 in HITAミュージアム<大分・日田市>
エントランスゾーンでは、諫山氏の母校「九州デザイナー学院」の生徒が実物の12分の1のスケールで再現した紙製の超大型巨人が迎える ©諫山創/講談社
地方創生プロジェクト「進撃の巨人 in HITA~進撃の日田〜」
江戸幕府の天領として栄えた日田市。その奥座敷である大山町は、筑後川の上流にあたる大山川が流れる自然豊かな所だ。『進撃の巨人』の作者・諫山創(いさやまはじめ)氏はこの地に生まれた。「山々に囲まれた響(ひびき)渓谷の地形が、作中に描かれる壁のインスピレーションの源と言われています」と話すのは、「進撃の日田まちおこし協議会」事務局の石橋啓太郎さんだ。
日田市で地方創生プロジェクト「進撃の巨人 in HITA~進撃の日田〜」が始まったのは7年前。強い郷土愛を持つ諫山氏の思いに市民有志が共感し、動き出した。大山ダムの堤体(ていたい)を作中に登場する巨大な壁「ウォール・マリア」に見立て、主要キャラクターのエレン、ミカサ、アルミンの少年期の銅像をその前に建てたのが、2020年秋。翌年には日田駅前にリヴァイ兵士長像が完成し、「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」がオープンするなど、観光スポットが次々に誕生した。

連載10周年を記念して大山ダムに設置された主要キャラクター3人の銅像 ©諫山創/講談社

大山ダムの全景

日田駅前にある「進撃の巨人 リヴァイ兵士長像」 ©諫山創/講談社
「道の駅 水辺の郷おおやま」の敷地内にあるミュージアムは、諫山氏の人となりに触れられる。作品の原画が展示されたコーナーは、今春にリニューアル。「展示物の選定やコメントの執筆は先生にご協力いただいています」と同協議会会長の土橋泰輔(どばしたいすけ)さん。実際に使用していたデスクや幼少期から青年期までの作品、原画になる前のネームなど貴重な資料が飾られている。市中心部に近い別館「ANNEX(アネックス)」は、複製原画が全巻のシーン別に展示され、コメントが添えられているのが見どころだ。

館内には巨人の像や原画などの資料が多く展示されている ©諫山創/講談社
上京後間もないデビュー前から、『進撃の巨人』の連載を始めてしばらくの間に使用していた執筆デスク ©諫山創/講談社

無垢(むく)の巨人が待つエントランス。本館、「ANNEX」とも18歳以下は無料で入館できる ©諫山創/講談社

土橋泰輔さん(右)と石橋啓太郎さん
道の駅の直売所には、地元業者とコラボしたオリジナルグッズが2000アイテムほど販売されている。大山は梅の名産地だけに、「進撃の巨人梅酒」も好評だ。梅農家を営む諫山氏の実家で育てた梅も一部使われているという。
田来原(たらいばる)美しい森づくり公園には、原作のラストシーンに象徴的に描かれる通称「あの丘の木」を再現。レアなグッズが充実している「進撃の日田カフェ」も巡りたい。

「あの丘の木」も連載10周年記念に植樹された ©諫山創/講談社
11月7日は大山ダムでファン垂涎(すいぜん)のイベントである銅像磨きが行われる予定だ。参加者には例年、限定ステッカーを配布。アプリと紙版の両方で挑戦できるスタンプラリーやリアル宝探しなど、参加型企画も目白押しだ。市内のスポットを“進撃”しながら、キャラクターや作品、そしてこの土地の魅力に触れてほしい。
文・写真/三浦 翠ほか
周辺観光👟
進撃の日田カフェ
1階がグッズ売り場、2階はカフェ。限定カップスリーブは持ち帰り可能。カフェにはリヴァイのイスが展示されている。3000円以上のレシート提示で1回楽しめる「イライラ棒アトラクション」もある。
■10時〜18時/不定休/日田市中央1-1-16/TEL:050-5370-0203

©諫山創/講談社

©諫山創/講談社
モデルコース
久大線日田駅
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進撃の巨人 in HITAミュージアム
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大山ダム
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田来原美しい森づくり公園
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進撃の巨人 in HITAミュージアム ANNEX
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進撃の日田カフェ
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久大線日田駅
営業:9時30分〜17時/第3水曜、年末年始休
料金:500円(ANNEXとの共通券あり)
住所:日田市大山町西大山4106
交通:久大線日田駅からバス30分、水辺の郷おおやま前下車すぐ/大分道日田ICから13キロ
TEL:0973-27-5041
※記載内容は掲載時のデータです。
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(出典:旅行読売2026年11月号)
(Web掲載:2026年10月25日)


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