特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」開催
掲載作品:重要文化財「松に孔雀図襖」(部分) 寛政7年(1795)兵庫・大乗寺蔵
ありのままに描く「写生」を重視した画風が特徴の円山応挙
東京・両国にある東京都江戸東京博物館で、特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」が11月28日〜2027年1月24日に開かれる。同館のリニューアルオープンを記念する催しだ。
円山応挙は江戸時代中期〜後期に活躍した絵師で、〝円山派〞の祖。対象に対する観察力が鋭く、ありのままに描く「写生」を重視した画風が特徴だ。
一幅の絵画に留まらず、空間全体を一つの世界として作品を構成したことでも知られる。その代表作は、兵庫県香美町にある大乗寺の165面の障壁画群だ。部屋ごとに構図などが計算され、連続したふすまや壁面が空間を超えた作品として仕上げられている。
同展では、大乗寺の障壁画を中心に、円山応挙の初期から晩年に至る画業を紹介。応挙が求めた写実的な表現と、空間表現の魅力に迫る。
※詳細は公式ホームページで👉こちら
文/松田秀雄
(出典:「旅行読売」2026年11月号)
(Web掲載:2026年10月4日)


Tweet
Share