【ロープウェイで秋絶景】360度天空公園で紅葉に包まれる谷川岳ヨッホ by 星野リゾート(2)
ペアリフトの周囲の林も秋には赤や黄色に染まる。「天神峠に着く少し前に谷川岳がちょっと見えて、ワクワクしました」と佐野さん(右)
さらなる絶景を求めてリフトで天神峠へ
【ロープウェイで秋絶景】360度天空公園で紅葉に包まれる谷川岳ヨッホ by 星野リゾート(1)から続く
ロープウェイや「ビューテラスてんじん」からの眺望を堪能した後も、さらなる絶景が待っている。「たびよみリポーター」の山出華織さんと佐野水香さんは、天神平駅からペアリフトに乗り継ぎ、天神峠へ向かった。両サイドに迫るモミジやナラの林の中を遊泳するように進み、10分ほどで標高1500メートルの天神峠駅に上る。ロープウェイ始点の土合口駅との高低差は754メートル。麓は気温30度近くあったが、峠の上は18度とまさに別天地だった。



この日はあいにくの曇り空で、天神峠展望台の眼前に立つ谷川岳の頂は雲に覆われていた。晴れた日は360度のパノラマが広がり、谷川岳に連なる清水峠、笠々岳(かさがだけ)、朝日岳などの山並みが一望できるという。南側に立つと遠方に赤城山がそびえ、手前に沼田市や昭和村の街並みや田園が見えた。
「紅葉シーズンの絶景はまた格別です。谷川岳は標高差があるので、山頂から麓まで長い期間、見頃が続きます」と大塚さん。山頂付近は9月下旬に色付き始め、麓は11月上旬まで紅葉を楽しめるという。「今度は紅葉の季節に来てみたい」と佐野さんは再訪の日を楽しみにしていた。


帰りもリフトとロープウェイで麓まで下りた。みなかみ町は谷川岳のほかにも見どころは多い。地下深くから長い階段で地上へ出る土合駅は、上越新幹線が開業する前は谷川岳の玄関口としてにぎわった。「昔は登山客でいっぱいだったのでしょうね。歴史を感じます」と山出さん。
湯檜曽(ゆびそ)温泉にある足湯「ゆびその湯」にも寄り、散歩の疲れを癒やした。木をふんだんに使った素朴な造りで味わい深い。佐野さんは「軟らかめのお湯で、疲れがとれる感じがします」とのんびり足を浸していた。



最後は国道291号沿いの「Garba Cafe(ガルバ・カフェ)」で人気のバウムクーヘンを味わった。テラス席からは山の景色も満喫できる。
「日帰りでも楽しみ方が盛りだくさんで、1日があっという間でした」(山出さん)、「山の上はとても涼しくて空気がおいしく、心がリフレッシュされました」(佐野さん)と2人とも大満足していた。
文/山脇幸二 写真/齋藤雄輝ほか モデル/山出華織、佐野水香 メイク/依田陽子、日高のぞみ
よりみちグルメ
バウムクーヘンの名店「Garba本店」の隣に、2026年3月にオープン。みなかみ町の名水と小麦、卵など地元産の素材を使ったバウムクーヘンやショコラケーキなどのスイーツのほか、カレーやパスタなどのランチメニューも。代表取締役の石川満好さんは「谷川岳のブナの木をイメージしたバウムクーヘン『BUNA』がおすすめ」と話す。
■9時30分~18時/火曜休/みなかみ町大穴841/TEL:0278-72-6677



よりみち温泉
谷川岳の麓に位置する湯檜曽温泉の宿で、湯檜曽川のほとりに立つ。木々に囲まれ、四季の移ろいを感じられる露天風呂と大浴場がある。客室からも紅葉の景色を眺められる。食事はバイキング形式で、夕食時にはアルコールも飲み放題。1泊2食8730円~。
■日帰り入浴15時~17時/1200円(混雑時は休みの場合あり)/みなかみ町湯檜曽208/ TEL:0570-059-780

お得なきっぷ
上毛高原駅-谷川岳バスフリー乗車券◎3000円
上越新幹線上毛高原駅から谷川岳ヨッホまでの関越交通バスが1日乗り放題。ロープウェイは別料金。ビューテラスてんじんのドリンクが1杯無料。2026年の販売期間は11月15日まで。
ロープウェイデータ
◉全長(傾斜長):2400m
◉高低差:573m
◉所要時間:15分
◉土合口駅 標高746m、天神平駅 標高1319m
営業:8時~16時30分(土・日曜、祝日は7時~)/点検日、荒天時休
料金:片道1800円、往復3000円(天神平―天神峠のペアリフトとのセット往復3600円)
交通:上越新幹線上毛高原駅からバス50分、谷川岳ヨッホ下車すぐ。上越線土合駅から徒歩20分/関越道水上ICから14キロ
TEL:0278-72-3575
※記載内容は掲載時のデータです
(出典:旅行読売2026年11月号)
(Web掲載:2026年10月6日)


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