アメイジングガーデン・浜名湖 ~共通入場券でお得にめぐる~
国土交通省は昨年春、複数の庭園が連携して行う取り組みを支援するため、ガーデンツーリズム登録制度を創設。その第一号として、浜松・浜名湖地域の七つの庭園で構成する「アメイジングガーデン・浜名湖」が登録された。3月より共通入場券の販売もスタート。浜名湖の新しい花巡りをご紹介。
(写真は「はままつフラワーパーク」の桜とチューリップ)
はままつフラワーパーク
今年で開園50周年。四季を通じて約3000種の花々が楽しめる。4月中旬までは1300本の桜と50万球のチューリップの競演が見どころ。スロープカーの新設や、リニューアルした東海一の広さを誇る噴水池も必見。
5月6日まで8時30分~17時30分(入園は30分前まで)/800円~1000円(開花状況により異なる)/年末休/TEL 053・487・0511
※その他の期間についてはホームページをご確認ください。
「アメイジングガーデン・浜名湖」を構成する七つの庭園は、浜松市の「はままつフラワーパーク」、「浜名湖ガーデンパーク」、「浜松城公園・松韻亭」、「龍潭寺」、森町の「小國神社」、袋井市の「可睡ゆりの園」、掛川市の「加茂荘花鳥園」。これらを巡るには、お得な共通入場券がおすすめだ。
浜名湖ガーデンツーリズム 共通入場券
2日間有効で、有料5施設のうち3施設に入場できる。
施設:はままつフラワーパーク、龍潭寺、浜松城天守閣、可睡ゆりの園、加茂荘花鳥園
価格:1980円(税込み)
販売:構成7施設、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラス、楽天チケット、旅行代理店
例えば1日目に、「はままつフラワーパーク」と「龍潭寺」を見て舘山寺温泉に宿泊。2日目は「浜松城公園」と「加茂荘花鳥園」を巡れば、500円以上お得になる計算だ(花の時期によってはもっとお得になる)。その分、グルメや温泉、体験メニューに予算をプラスして、旅をより充実させることもできる。
浜松城公園・松韻亭
城に隣接してある茶室・松韻亭の庭園は、知られざる癒やしスポット。庭園を眺めながらお茶とお菓子をいただける(400円)。
天守閣・天守門:8時30分~16時30分(入場は10分前まで)/200円/年末休/TEL 053・453・3872
松韻亭:10時~12時、13時~16時/月曜休/TEL 053・473・4310
龍潭寺
2017年の大河ドラマで脚光を浴びた井伊直虎ゆかりの古刹。小堀遠州作と伝わる国指定名勝の庭園は、5月~6月のサツキが見事。
9時~17時(受付は30分前まで)/500円/不定休/TEL 053・542・0480
可睡ゆりの園
約3万坪の敷地に、約150種200万輪ものユリが咲く。今年は5月30日から7月5日までの開園予定。スカシユリからハイブリッドなど、カラフルで芳しいユリの眺めは圧巻。日本庭園もありアジサイも楽しめる。
9時~17時(入園は1時間前まで)/1100円/無休/TEL 0538・43・4736
加茂荘花鳥園
4月下旬から6月下旬には、約600種50万本ものハナショウブが咲き誇る。豪農・庄屋だった加茂家の屋敷と見事にマッチし、写真スポットとしても人気。温室には約300種3000本のアジサイも。
ハナショウブ期間は8時~17時(入園は30分前まで)/1500円/無休/TEL 0537・26・1211
※その他の期間についてはホームページをご確認ください。
さらに花めぐりにぴったりの「浜名湖花めぐり集印帳」も登場。17か所のスポット・25種の花のデザインをあしらったスタンプを集めながら花めぐりが楽しめる。
浜名湖花めぐり集印帳
6月30日までアメイジングガーデン・浜名湖の7庭園を含む、17か所の花スポットで25種のオリジナルスタンプを設置。専用のかわいい集印帳(1600円)もある。スタンプ設置場所や集印帳販売箇所についてはホームページをご確認ください。
毎年恒例の「浜名湖花フェスタ」も開幕(6月14日まで)。桜、バラ、フジ、サツキ、アジサイ、花ショウブと花のリレーが続く。共通入場券と集印帳を片手に、浜名湖の花めぐりを楽しんでみたい。
浜松へのアクセス・観光の問い合わせ
電車:浜松駅までは東京駅、新大阪駅から東海道新幹線(ひかり)で約1時間30分
マイカー:東京ICから東名高速浜松ICまで230㌔、名神高速豊中ICから東名高速浜松西ICまで250㌔
浜松・浜名湖ツーリズムビューロー TEL 053・458・0011
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