1000本のハナモモが借景として北側の丘に広がる

宿根草を渦巻き状に植栽。ヨーロッパの庭園の趣

5月30日～6月21日にはローズガーデンフェアも行われる

日本一美しい庭園を目指して全面改修中の中之条ガーデンズ。女性初の樹木医で、現在はままつフラワーパーク理事長の塚本こなみさんや、ガーデンデザイナーの吉谷桂子さん、バラ育種家の河合伸志さんらが4年かけて取り組んでいる。

園内の中心にあるスパイラルガーデンや、新たに造った宿根草を植栽して新たに造ったパレットガーデンは吉谷さんが手掛けた。河合さんによるローズガーデンは、七つのセクションに370種、1000本のバラで彩られている。

春は丘をピンク色に染めるハナモモに始まり、レンギョウやユキヤナギ、チューリップ、ヤマツツジなどが咲き継いでいく。園内では、草木染めや陶芸体験ができるほか、レストランや花木の販売所もある。

また、同園から西へ延びる県道55号は沿道にハナモモが咲き、20km先にはナチュラリスティックガーデンを体感できる中之条山の上庭園がある。

鉄道：吾妻線中之条駅から四万温泉行きバス12分、またはタクシー10分

車：関越道渋川伊香保ICから国道17・353号経由29㌔

中之条ガーデンズ

9時～17時（入園は16時30分まで）／年末年始休／入園無料／TEL 0279・75・7111

中之条町観光協会　℡0279・75・8814