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越後妻有 大地の芸術祭 2022開幕!

場所
  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 新潟県
> 十日町市、津南町
越後妻有 大地の芸術祭 2022開幕!

草間彌生「花咲ける妻有」 Photo by Nakamura Osamu

日本の原風景で現代アートに出合う

雪国の春は美しい。雪解けが進む野山に新芽が彩りを与え、清冽な水をはった水田に残雪の山並みが映る。

日本有数の豪雪地、十日町にも春到来! 今年は特別な季節を迎えている。というのも、昨年、隣接する津南町を含む越後妻有地域で行われる予定だった3年に一度の国際芸術祭「大地の芸術祭」がコロナ禍で1年延期に。さらに、通常夏期に開かれていたが、4月29日から約7か月にわたるロングラン開催となったのだ。

パスカル・マルティン・タイユー 「リバース・シティー」
パスカル・マルティン・タイユー 「リバース・シティー」

芸術祭のテーマは「旅とアートの祭り」。懐かしい里山の風景が残る越後妻有を舞台に、38の国と地域、263組による、新作・新展開123点を含む計333点ものアート作品が展示される。「作品鑑賞パスポート」を携え、気ままにアート旅を楽しみたい。今回は春から晩秋までの開催。季節ごとに違った表情を見せる里山アートを鑑賞できる。

アート、滋味豊かな里山グルメ、そして地元の人たちのもてなしに触れ、特別な休日を過ごそう。

越後妻有 大地の芸術祭 2022【開催概要】

■2022年4月29日~11月13日 ※全期間を通じて火・水曜は休み(GWは除く)

■10時~17時(10・11月は10時~16時) ※作品によって公開日・時間が異なる場合あり

■便利な「作品鑑賞パスポート」を7月29日まで早期割で販売中!

開催日に公開している作品(イベント、割引対象作品を除く)を各1回ずつ
鑑賞できる。 ※一部3回入場できる施設あり。一般4500円(早期割3500円)、大学・専門・高校生3500円(早期割2500円)/15歳未満は無料

詳細は、大地の芸術祭実行委員会事務局TEL: 025-57-2637 または大地の芸術祭

里山アートの拠点

越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)

「大地の芸術祭」のシンボル的な施設で、作品のひとつ。2021 年7月、[キナーレ]から改称しリニューアル。新作を多数展示。十日町駅から徒歩10分。TEL: 025-761-7766

レアンドロ・エルリッヒ「Palimpsest:空の池」Photo by Kioku Keizo

まつだい「農舞台」

こちらも建物自体が作品(一番上の写真の白い建物)。周辺の城山に点在する作品群を、軽トレッキングを楽しみながら見て回ろう。まつだい駅から徒歩5分。TEL:025-595-6180

里山グルメ& お買い物

うぶすなの家

山あいの古民家を「やきもの」をテーマに再生した作品(レストラン)。地元のお母さんたちが作る妻有ポークの煮豚&車麩の山菜だれの「うぶすなごはん」2000円が人気。十日町駅からタクシー15分。TEL:025-755-2291

うぶすなの家  Photo by Kawase Kazue
「うぶすなの家」では、滋味豊かな料理を味わえる  Photo by Sakamoto Isamu

越後まつだい里山食堂

まつだい「農舞台」内にある。地元で採れた山菜をはじめ、旬の食材を盛り込んだ日替わりのランチセット1200円(平日)、郷土料理をアレンジしたビュッフェ1700円(土・日曜、祝日)が好評だ。TEL:025-594-7181

里山を望む店内もアート作品 Photo by Yanagi Ayumi
雪国が育む食材を生かしたメニュー Photo by Yanagi Ayumi

道の駅まつだいふるさと会館

まつだい駅併設する道の駅。土・日曜、祝日に開催されるフリーマーケット「愛の風」では、地元で採れた新鮮な山菜がずらりと並ぶ。TEL:025-597-3912

里山アート巡りに便利! おすすめバスツアー

大な里山に点在するアート作品を巡る便利なセレクトバスツアー(詳細は十日町市観光協会)&オフィシャルツアー(詳細は大地の芸術祭公式サイト)を各種用意!

里山アートを巡る便利なバスツアー Photo by Nakamura Osamu

アクセス・問い合わせ

十日町市までのアクセス

上越新幹線越後湯沢駅から北越急行ほくほく線30分の十日町駅下車、または40分のまつだい駅下車/車=関越道六日町ICから国道253号経由約16キロ

 

観光の問い合わせ

(一社)十日町市観光協会TEL:025-757-3345
市内観光情報、モデルコースなどは、こちらへ

 

(出典:「旅行読売」2022年6月号)

(WEB掲載:2022年5月2日)

 

 

Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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