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山、渓谷、温泉、神社… 錦繍のぐんまへ

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山、渓谷、温泉、神社… 錦繍のぐんまへ

県中部から北部にかけて山地が連なり、清流が木々の間を見え隠れする群馬県には紅葉の名所が多い。 谷川岳や妙義山の切り立った崖がまとう錦のグラデーションは秋にこそ輝く。妙義神社の極彩色の社殿や門と落葉のコントラストは、いっときだけの美しさだ。

諏訪峡や高津戸峡では、渓谷の彩りを愛でながら散策しよう。老神温泉や水上温泉では、温泉から朱に染まる木々を眺めたい。

旅をしながら歌を詠んだのは若山牧水。暮坂峠を越えた1922年10月20日は紅葉の盛りだったかもしれない。100年後の今年、一首詠んでみてはいかがだろう。

一ノ倉沢【みなかみ町】 見頃10月中旬~下旬
日本百名山の谷川岳は県内屈指の紅葉のスポット。その東に位置する一ノ倉沢は、日本三大岩壁の一つとされる名勝で、そそり立つ岩肌と、赤や黄色に染まるブナやヤマモミジのコントラストが美しい。

みなかみ町観光協会 TEL:0278-62-0401

諏訪峡【みなかみ町】 見頃10月中旬~11月上旬
谷川連峰から流れる利根川が奇岩に打ちつけ、滝となって豪快に落ちる。水上温泉街から遊歩道をたどり、モミジをはじめ紅葉に染まる渓谷さんぽを楽しみたい。

みなかみ町観光協会 TEL:0278-62-0401

老神温泉 見頃10月下旬~11月上旬
沼田から尾瀬へ向かう途中の片品川沿いにある温泉地で、泉質は主に単純温泉。赤城山の神(ヘビ)と二荒山の神(ムカデ)が戦った際、赤城山の神が地面に矢を刺すと湯が湧き、傷を癒やして二荒山の神を追い払ったと伝わる。

老神温泉観光協会 TEL:0278-56-3013

暮坂峠【中之条町】 見頃 10月下旬
日本各地を旅して歌を詠んだ若山牧水。四万温泉へ向かう途中に暮坂峠を歩いた10月20日に毎年、牧水の詩や歌を朗読する牧水祭りが行われる。峠には、牧水の石像や歌碑が建てられている。

中之条町観光協会 TEL:0279-75-8814

妙義神社【富岡市】 見頃11月中旬~下旬
妙義山の主峰、白雲山の麓にあり、創建は537年とされる。黒漆塗り、権現造りの本社(本殿、幣殿、拝殿)は国の重要文化財に指定されている。御殿は関東平野を借景庭園としており、眼下に絶景が望める。

9時~17時/TEL:0274-73-2119

高津戸峡【みどり市】 見頃11月上旬~中旬
渡良瀬川の中流にあり、「関東の耶馬渓」と称される。わたらせ渓谷鐵道の大間々駅から徒歩5分とアクセスが良い。歩行者専用橋「はねたき橋」から渓谷を眺められ、渓谷沿いは遊歩道が整備されている。

みどり市観光課 TEL:0277-76-1270


Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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