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世界農業遺産 能登の里山、里海

場所
  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 石川県
> 羽咋市、七尾市、穴水町、能登町、輪島市
世界農業遺産 能登の里山、里海

能登半島の自然と、実り豊かな里山里海。そこに暮らす人々とのふれあいも楽しみ。

能登半島北岸に、白米(しろよね)千枚田と呼ばれる大きな棚田がある。日本海の大海原を背景にして、千枚以上もの田んぼが連綿と続く絶景地である。急傾斜さえ農地に変えてしまう知恵と工夫の賜物である。

豊かな食文化を育んできた能登半島、その恵みをもたらしたのは、そこに暮らす人々である。農地を中心として集落を形成する里山と、海の恵みを得ながら生活する人々が暮らす里海。この里山里海が密接に繋がって、豊かな農村文化を形成しているのだ。

伝統的な農林漁法を今も活かしながら、いにしえの文化や景観を守り続けているところから2011年、世界農業遺産に認定された。能登の農林水産業と、それに関連する全ての人々の営みや暮らしそのものが、その対象とされている。


春蘭の里
春蘭の里  47軒の農家民宿群では、古民家の囲炉裏を囲み、朱塗りの器に盛り付けられた郷土料理を味わうとともに、田植えや稲刈り、山菜採り、サツマイモ掘りなども楽しめる。「能登の魅力は自然だけなく人。人とのふれあいが魅力なのです」と事務局長の多田喜一郎さん。 1泊2食1万450円〜/年末年始休/℡0768-76-0021

ここでのオススメは、様々な体験が可能な農家民宿に泊まること。囲炉裏を囲みながら郷土の味覚を味わえるだけでなく、キノコ狩りや稲刈りなども体験できる。

能登の自然に惹かれて移住してきた人も多い。自家焙煎珈琲店 神音(かのん)の武藤さんや里山まるごとホテルの山本夫妻、コーストテーブルの齋藤さんは県外からの移住組だ。能登に来て「昔の日本の豊かさに気付かされたのです」と言う武藤さんは、あえて不便とも思える山奥を目指した。「里山ご飯の美味しさに目覚めました」という山本さんは、かまど炊きご飯と発酵食を提供するお店を運営している。

守るべき景観や文化、祭礼などが目白押しの能登半島。環境保全の重要性にも目を向けたい。

コーストテーブル
コーストテーブル  東京から穴水に移住した齋藤義己さんと奥さんの祥江さんが営むカキ料理店。炭火で焼くカキ(11月下旬頃〜5月、オリジナルかきフルコース3300円)をはじめ、フィッシュバーガーセット1100円(7〜11月)なども味わえる。 11時〜14時(12〜5月は~16時)/火、水曜休(12〜5月は水曜休)/℡080-1966-1761
里山まるごとホテル
里山まるごとホテル  里山を一つのホテルに見立てた滞在施設。里山を自転車で駆け巡ったり、和紙漉きや野菜を収穫したり、宿泊は地域の家に民泊と、のどかな里山暮らしを体験できる。茅葺庵では誰でもランチを楽しめる。 1泊2食1万3280円〜/茅葺庵9時30分~17時(ランチ11時~15時)、水曜休/℡0768-26-1181
自家焙煎珈琲店 神音
自家焙煎珈琲店 神音  民家を改装したカフェ。洋楽が流れる中、囲炉裏を囲んで自家焙煎のコーヒー(360円)を味わえる。店主の武藤さんが焙煎したエチオピア、ブラジル、コロンビアの豆をブレンドしたかのんブレンドのコーヒー豆(100㌘460円)も。 11時30分〜17時30分/火、日曜休/℡0767-26-1128
のと里山里海ミュージアム
のと里山里海ミュージアム  能登半島の里海、里山の恵みや人々の暮らしぶりなどを知ることができる博物館。文化や経済の中心地として繁栄してきた七尾市周辺の里海、里山情報を詳しく紹介している。 9時〜17時/火曜休(祝日の場合は開館)、年末年始休/無料/℡0767-57-5100

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Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん