メロンに特化したアンテナショップ併設の青森県つがる市東京事務所初代所長・清野幸喜さん
神楽坂にアンテナショップをオープン
青森県つがる市は2019年4月、東京新宿区の神楽坂に東京事務所を開設した。その初代所長に就任したのが、清野幸喜さんだ。開設の目的は、同市の人口減少対策として企業誘致と新規就農移住者の開拓を行うこと。清野さんは「そのためには、まずはつがる市自体の知名度をアップさせないと」と意気込む。
メロンに特化し、知名度向上を狙う
清野さんは「東京にはすでに多くの自治体がアンテナショップを出している。後発組で、知名度も低いつがる市としては、特徴を出す必要があった」と、メロンを強調した理由を説明する。そして、「おかげで、店やつがる市の名前が知られるようになった。神楽坂界隈では、メロン屋さんと呼ばれています」と続けた。
新たにキーマカレーも提供
これまで、店ではメロンを使ったスイーツを提供してきたが、1月中旬からは初めて本格的に食事の提供も始めた。「キーマカレーの提供を始めました。もちろん、メロンを使ったカレーです」。メロン作戦にぶれはないようだ。
1月22日には、来店者1万人を達成するなどなかなかの人気ぶりだ。