高岡・瑞龍寺で「龍の御朱印」頒布
龍の御朱印
縁起の良い「青龍」の絵柄
富山県高岡市にある名刹「瑞龍寺」で、新しく「龍の御朱印」が登場し頒布が始まった。
同寺は加賀藩2代藩主・前田利長公の菩提寺で、3代藩主・利常公により建立された。加賀藩120万石の財力を象徴するような規模で、当時の寺域は約3万6000坪もあり、周囲には濠を巡らして城郭を思わせる雰囲気を漂わせていた。現在、山門、仏殿、法堂が富山県内で唯一の国宝で、総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂が重要文化財に指定されている。
今回登場した「龍の御朱印」は、寺名にも入っている“龍”にちなんで、住職自らが考案したもの。縁起の良い青龍の絵柄を背景に、本尊である「釈迦如来」の墨字が書かれている。通常は東司(トイレ)の神様「烏枢沙摩明王」や、韋駄天にちなんだ御朱印もある。
(文/松田秀雄)
<施設データ>
瑞龍寺
TEL0766-22-0179
(ウェブ掲載 2020年2月21日)
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