たびよみ

旅の魅力を発信する
メディアサイト
menu

地元農家を応援!木更津の道の駅がドライブスルー販売

場所
> 木更津市
地元農家を応援!木更津の道の駅がドライブスルー販売

地元産の野菜、米、卵などを詰め合わせて販売(写真はイメージ)

車に乗ったまま最小限の接触で、旬の農作物を

千葉県木更津市にある「道の駅木更津 うまくたの里」が、ドライブスルー形式で車に乗ったまま買い物ができる「道の駅農産物ドライブスルー」の取り組みを5月14日に開始した。

2017年にオープンした「道の駅木更津 うまくたの里」は、約250軒の農家と契約し、旬の野菜や果物、卵など、地元で収穫された新鮮な農産物を中心に販売。さらに、地元生産者と積極的にコミュニケーションをとり、共同で商品開発を行なってオリジナルの地元特産商品を数多く生み出すなど、地域とともに歩んできた。

ところが、新型コロナウイルス感染拡大防止を受け、営業を縮小。来客数の多い土・日曜、祝日の営業を休止していた(6月1日以降再開)

「地元の契約農家さんが心を込めて栽培した農産物は次々と出荷のタイミングを迎えているのに、行き場を失ってしまう。何とかロスをなくせないかと考えました」

こう話すのは、「道の駅木更津 うまくたの里」の広報スタッフ。そこで、訪問客の安全に考慮し、人との接触を避けられるよう、車から降りずに会計し、商品は直接トランクに入れるというドライブスルー形式を考案。旬の野菜や果物約14種と、卵、精米などを詰めた「うまくた野菜BOX」4000円)を、道の駅の駐車場で販売することにした。514日から開始するや好評を博し、売り切れる日も多いという。

ドライブスルー販売は、6月以降も毎週火、木、土、日曜の10時~12時、13時~15時の各日2回実施予定。前日13時までに予約専用フォームからの予約が必要。問い合わせは同道の駅TEL0438-53-7155。

道の駅外観
ドライブスルー方式で販売。事前予約で車から降りずに済む
道の駅 詰め合わせ
「うまくたBOX」の詰め合わせ例。名物のビワなどが入ることもある

Writer

高崎真規子 さん

昭和の東京生まれ。80年代後半からフリーライターに。2015年「旅行読売」の編集部に参加。ひとり旅が好きで、旅先では必ずその街の繁華街をそぞろ歩き、風通しのいい店を物色。地の肴で地の酒を飲むのが至福のとき。本誌連載では、大宅賞作家橋本克彦が歌の舞台を訪ねる「あの歌この街」、100万部を超える人気シリーズ『本所おけら長屋』の著者が東京の街を歩く「畠山健二の東京回顧録」を担当。著書に『少女たちはなぜHを急ぐのか』『少女たちの性はなぜ空虚になったか』など。

Related stories

関連記事

Related tours

この記事を見た人はこんなツアーを見ています