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ユーモラスな妖怪ねぷたで疫病退散!

場所
> 弘前市
ユーモラスな妖怪ねぷたで疫病退散!

金魚ねぷたを応用

青森県弘前市の観光施設「津軽藩ねぷた村」助役の檜山和大(かずひろ)さん=写真=は、現場責任者として金魚ねぷたを制作している。

金魚ねぷたは、骨組みに紙を貼り合わせて作る金魚の形をした小型の灯籠で、夏のねぷたまつりに欠かせないアイテムの一つ。新型コロナウイルスで世界中が苦しむ中、同村では今、そんな金魚ねぷたをアレンジした「アマビエねぷた」を制作、販売中だ。

「アマビエは『疫病が発生したら、自分の写し絵を人々に見せるように』と言ったという妖怪。肥後国(熊本)に現れたとされているが、弘前藩12代藩主は、熊本藩細川家から津軽家に婿養子に入り家督を継いだ。そんなご縁を踏まえて、ねぷたにすることにしたんです」

アマビエねぷた

アマビエは、長髪で鳥のような嘴を持ち、胴体に魚のような鱗があることなどが特徴。それらを「かわいらしく再現した」といい、「疫病退散」と書かれた短冊もあしらった。

今年の弘前ねぷたまつりが新型コロナの影響で中止になることに話がおよぶと、「たいへん残念です。一日も早いコロナ終息を願いながら、このアマビエねぷたを見て弘前ねぷたまつりに思いを馳せてもらいたいですね」と語った。

*アマビエねぷた

津軽藩ねぷた村や青森市の青森県観光物産館「アスパム」などで予約注文中のアマビエねぷた。照明なしの直径6㌢サイズは1500円、LEDライトが付いた直径12㌢サイズは2400円。通販サイト「楽天市場」の「青森の店」でも購入できる。

(月刊「旅行読売」2020年8月号掲載)

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Writer

松本浩行 さん

東京都墨田区出身。月刊「旅行読売」編集部勤務から3年間の青森県勤務(読売新聞弘前支局)を経て、2019年11月、月刊「旅行読売」編集部に戻る。これまでに群馬県、石川県、宮城県などでも勤務した経験をもつが、今では「歌手ならりんご娘(ご当地アイドル)、山なら岩木山、果物ならリンゴ」と語る青森推しの編集長。