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新観光列車「36ぷらす3」今秋運行

場所
新観光列車「36ぷらす3」今秋運行

(C)Design & Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates

さまざまな思いを込めて運行

JR九州は、九州7県1198㌔を5日かけて巡る新観光列車「36ぷらす3」を20201015日から運行する。

列車名の「36」は、九州が世界で36番目に大きな島であることなどにちなむ。「ぷらす3」には、驚き・感動・幸せを届け、「お客さま、地域の皆さま、私たち」で39(サンキュー)=「感謝」の輪を広げたい、との思いが込められている。

1号車グリーン個室(完成予想図) (C)Design & Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates
1号車グリーン個室(完成予想図) (C)Design & Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates

全グリーン席、優雅な旅を

6両編成で全105席がグリーン。車両デザインは水戸岡鋭治氏が手掛けた。1~3号車は個室、5・6号車は座席タイプの客室で、3号車には787系では17年ぶりにビュッフェを復活させた。4号車はイベントなどに使われる。

毎週木曜に博多駅を出発し、熊本駅を経て鹿児島中央駅へ。金曜は宮崎駅、土曜は別府駅へ。日曜に博多駅へ戻り、月曜は佐賀駅を経由し長崎駅までを往復する。

プランは、食事がセットの「ランチプラン」「ディナープラン」と、JR券のみで利用できる「グリーン席プラン」がある。

3号車ビュッフェ(完成予想図) (C)Design & Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates
3号車ビュッフェ(完成予想図) (C)Design & Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates

<公式サイト>

JR九州「36ぷらす3」

 (出典 「旅行読売」20209月号)

(ウェブ掲載 2020728日)

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Writer

天野久樹 さん

1961年、秋田市生まれ。過去に全国紙の運動部記者として、大相撲やモータースポーツ、アマチュア野球などを取材。現在は月刊「旅行読売」で、特集面の取材や全国観光ニュース情報などを担当している。イタリアの国立大学(ペルージャ外国人大学イタリア語・イタリア文化プロモーション学科)を卒業したキャリアを活かし、イタリア語の翻訳も行っており、訳書に「アイルトン・セナ 確信犯」(三栄書房)がある。

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