シュガーロードが日本遺産に
カステラ
日本橋長崎館で記念フェア開催中
2020年6月19日、「砂糖文化を広めた長崎街道 -シュガーロード-」が日本遺産に選定された。
これは長崎県長崎市、諫早市、大村市、ならびに佐賀県と福岡県の関係市が申請したもので、長崎県ではカステラや出島和蘭商館跡など24件が構成文化財に認定された。海外貿易の玄関口であった長崎と小倉を結ぶ長崎街道沿いの地域は、海外からの菓子や砂糖が多く流入し、独特の歴史文化が広がっていった。そんな街道沿いに地域は近年、「シュガーロード」の愛称で親しまれ、今も砂糖や菓子文化に触れられる旅コースとして人気を集めている。
今回の選定を記念し、東京にある長崎県のアンテナショップ・日本橋長崎館(東京都中央区)では、「シュガーロードコーナー」を2020年8月31日までの期間限定で開設。シュガーロード沿いの砂糖文化を受け継ぐ、県内の菓子などを展示、販売している。東京に居ながら、気軽にご当地グルメを楽しんでみたい。