裏磐梯を「ワーケーションの聖地」に
(写真は、ワーケーションのイメージ)
ウィズコロナ時代の新しい働き方
コロナ禍の中での新しい働き方として注目される「ワーケーション」。福島県裏磐梯エリアの宿泊施設や観光施設で構成する「裏磐梯観光活性化協議会」は、同エリアを「ワーケーションの聖地」として売り込む誘客推進策を進めている。
ワーケーションは、「ワーク」(仕事)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、休暇を利用して旅行を楽しみながら仕事を行う新しい働き方のこと。新型コロナウイルスの感染防止の観点から会社に行かずに在宅のまま仕事をするテレワークが定着する中で、その発展形として注目されるようになった。
裏磐梯エリアは、雄大な大自然に恵まれているだけでなく、諸橋近代美術館(北塩原村)などの観光施設も豊富。自然環境、食育などを学べる学習プログラムなども作り、サイクルツーリズムも推進する。あわせてWi-Fiなども整備し、長期滞在しながら様々なアクティビティを楽しみつつ仕事に打ち込める環境を整備する。環境省や観光庁のモデル事業に採択されており、同協議会ではモニターツアーなどを行い、「ワーケーションの聖地」としての魅力を磨き上げていく。