いばらきのまんなかへ「あす旅」茨城県央の旅~東海村編~
「茨城のお伊勢さん」として親しまれる大神宮
歴史が息づく海沿いの農村
日立市の南側に広がる東海村。白砂青松の海岸が徳川斉昭から愛され、水戸八景の一つ「村松晴嵐(むらまつのせいらん)」に定められた。その「村松晴嵐」の石碑が立つ村松地区に大神宮がある。水戸藩2代藩主・徳川光圀のときに、村松山虚空蔵(こくうぞう)堂と分かれて伊勢神宮の分霊を祀り、「茨城のお伊勢さん」と呼ばれ、多くの参拝客でにぎわう。
その大神宮に近い村松山虚空蔵堂は、弘法大師の創建と伝わる。大師がみちのく巡行の際に彫刻したという虚空蔵尊は、「日本三体虚空蔵」に数えられる。
サツマイモの一大生産地である東海村は、干しイモでも有名。収穫した「紅はるか」などのサツマイモを陽光と寒風の下、天日干しする自然食品で、素朴な甘さの懐かしい味わいだ。さらにナシやブドウ、イチゴなどのフルーツの産地でもある東海村。人気のイチゴ狩りは1月中旬から楽しめる。
観光の問い合わせ
東海村観光協会 TEL:029-287-0855
いばらき県央地域観光協議会 TEL:029-224-1111(事務局/水戸市観光課)
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