「鉄印帳」マイスターと「御船印」キャプテン(船長)にダブル認定!
「40社目の鉄印を最初の日に入手したい」
「○○印」集めがちょっとしたブームだ。中でも旅好きの間で競うように集められているのが、御朱印の鉄道版「鉄印」と船舶版の「御船印」。ともにそれぞれの運営事業者が資格認定を行っており、鉄印すべて(2021年10月26日時点で39)を集めた人には「鉄印帳マイスター」、40社分の御船印を集めた人には「船長(キャプテン)」の称号が与えられる。
その両方の称号を手に入れたのは、東京都町田市在住の淺川公生(こうせい)さん。淺川さんは、「幼い頃から鉄道が好きで、もともと収集癖があったんです。鉄印も御船印も、御朱印の様にどこか高貴な響きがあるとは思いませんか?」とおどけてみせた。
鉄印帳に関しては、2020年12月10日までに39社の鉄印を制覇。「今度は鉄印集めの2巡目を始めようか」と考えていた矢先に、御船印事業がスタートするとの情報を入手。2021年の4月1日から7月4日までの間に40社分の御船印を一気に集め、船長第1号に認定された。
「鉄印と御船印集めでは、日本再発見の旅ができた」と振り返る。そして、「今後は、まだ唯一発行されていない阿佐海岸鉄道(徳島・高知)の鉄印を発売初日に手に入れたいですね」と語り、〝最速収集家〞としての意地と闘争心をのぞかせた。