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神戸港に都市型水族館が誕生

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> 神戸市
神戸港に都市型水族館が誕生

現代アート美術館のような外観

日本最大級の球体水槽に注目

神戸市中央区の新港突堤西地区に2021年10月29日、複合文化施設「神戸ポートミュージアム」が開業した。

地上4階で、外観は「大地が隆起し山となり、風雨に浸食される大自然の営み」を表現したモダンなデザインになっている。

メインは2階~4階部分を占める都市型アクアリウム「átoa」。デジタルアートや舞台芸術を駆使した空間に、約100種・3000点の生物を展示。館内は8ゾーンに分かれ、海中を浮遊している感覚を味わえる世界、宇宙空間や深海の世界などの演出を楽しめる。日本最大級を誇る直径3㍍の球体水槽も見どころだ。

1階のフードホール(約400席)には9店舗のレストランやカフェが集まり、和食や洋食などさまざまな料理を味わえる。円形バーカウンターの真上が、「átoa」の水槽の底面になっている造りにも注目だ。

<公式サイト>

神戸ポートミュージアム

 

(出典「旅行読売」2021年12月号)

(ウェブ掲載2021年11月15日)

Writer

天野久樹 さん

1961年、秋田市生まれ。過去に全国紙の運動部記者として、大相撲やモータースポーツ、アマチュア野球などを取材。現在は月刊「旅行読売」で、特集面の取材や全国観光ニュース情報などを担当している。イタリアの国立大学(ペルージャ外国人大学イタリア語・イタリア文化プロモーション学科)を卒業したキャリアを活かし、イタリア語の翻訳も行っており、訳書に「アイルトン・セナ 確信犯」(三栄書房)がある。

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