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馴染みの温泉宿へ 霧島ホテル

場所
> 霧島市
馴染みの温泉宿へ 霧島ホテル

立ったまま肩までつかれる巨大な庭園大浴場


4種の泉質を満喫できる龍馬ゆかりの宿

霧島山の南麓約770メートルに湯けむりを上げる硫黄谷温泉は、江戸時代の「諸国温泉効能鑑(かがみ)」の温泉番付にも登場する。 その名湯の源泉を含め14本もの源泉を有し、泉質は4種類。1日1400万リットルという湯量を物語るように、庭園大浴場にはプールを思わせる奥行き約25メートル、最深1.4メートルのダイナミックな立湯を中心に、打たせ湯、寝湯、泉質ごとの湯船など、特色ある風呂が並ぶ。

東館のたたみツインは、琉球畳の和を基調としたくつろぎの洋室

霧島ホテルの前身「霧島館」は坂本龍馬が妻おりょうと訪れたことから、「新婚旅行発祥の地」ともいわれる。3棟の建物からなる客室も多彩だ。

緑が美しい百年杉庭園がレストランに隣接する。杉木立の散策路を歩くのもおすすめ

夕食は、地元の食材や郷土料理を盛り込んだ、料理長考案の創作会席。軍鶏(しゃも)肉と季節の野菜を秘伝のたれで味わう、黒豚との相性が抜群の「黒豚しゃも鍋」は、この宿の名物だ。

食の宝庫といわれる鹿児島、霧島の旬の味覚をそろえた「硫黄谷会席」(イメージ)

宿DATA

霧島ホテル
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948 TEL:0995-78-2121

■1泊2食料金/平日1万4450円~、休前日1万6650円~(大人1人/税・サ・入湯税込み/2人1室利用)
■客室/95(和室47、洋室29、和洋室19)
■風呂/男性(内湯1、露天風呂1)、女性(内湯1、露天風呂1)
■温泉/硫黄泉、含鉄泉、含アルミニウム泉など/適応症=動脈硬化症、冷え性、関節痛など
■チェックイン/15時 アウト/10時
■交通/日豊本線霧島神宮駅から霧島いわさきホテル行きバス30分、硫黄谷下車徒歩8分(バス停から送迎あり、要連絡)/車=九州自動車道溝辺鹿児島空港ICから国道223号経由約30分

 

(出典 ムック「常宿にしたい温泉宿 2022年版」2022年3月14日発売)

(WEB掲載:2022年5月17日)

 


Writer

たびよみ編集部 さん

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