国内初!VR機能付きダムカードを配布中
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鶴田ダムカードのバーチャルツアーのスタート画面
全国初!バーチャルツアー体験を
国土交通省九州地方整備局の鶴田ダム管理所で、鶴田ダムにもっと関心を持ってもらい、深く知ってもらいたい思いから最新技術を駆使してDX(デジタルトランスフォーメーション)を用いた全国初となるダムカードの配布を始めた。
ダムカードは、 ダムのことを知り身近に感じてほしいとの思いから、国土交通省と独立行政法人水資源機構が管理するダム、また県など自治体や企業が管理するダムなどを紹介するカード。2007年に作成し、ダムを訪れた人へ配布したことが始まりだ。全国802か所(2022年7月1日現在)の公式ダムカードがある。
公式カードは統一デザインで、このほか一部の都道府県や発電事業者が管理するダム、また統一デザイン以外のカードを作成しているところもある。
基本的にそれぞれのダム管理事務所で配布し、一部のダムは観光施設や土産店に配布を委託している。委託の場合、ダムを訪れて撮影したダム写真を委託先に提示してダムカードをもらう。現在、新型コロナウイルスの感染症対策から、配布を休止しているダムもある。
360度自由動き回って見学可
今回配布が始まった鶴田ダムカードは、VR機能が付いたもの。カード上にある二次元コードをスマートフォンなどで読み取ると、気軽にダムのバーチャル体験を楽しめるものだ。通常の見学では一般に立ち入れないダム湖やダム施設なども、自由に動き回りバーチャル見学できるのが魅力。スタート画面はダムを上空から見下ろすパノラマ映像で、バーチャルツアーならではの迫力だ。
バーチャルツアー内では、ダムに関するクイズが出てきて、それに正解すると巡視船に乗った気分でダム湖の周遊や、ダム施設の見学へと進める。画面内のスワイプ操作や、アイコンをタップすることで、360度自由に動き回れるのもポイントだ。
見学者に2か所で配布中
鶴田ダムカードの配布は無料で、鶴田ダム管理所(鹿児島県薩摩郡さつま町神子3988-2)と、川内川大鶴ゆうゆう館(鹿児島県薩摩郡さつま町神子3988-7)の2か所。業務などの都合で配布できない場合があるため、事前に連絡を入れる方が確実だ。カードの配布枚数には限りがあり、無くなり次第に終了となる。
<問い合わせ>
国土交通省九州地方整備局鶴田ダム管理所
受付:8時30分~17時15分(休日は玄関のインターフォンを押す)
川内川大鶴ゆうゆう館
受付:9時~17時(火曜休)
TEL:0966-59-2522
(WEB掲載:2022年11月18日)