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【見つけた!ご当地鍋】三浦農園のセリが決め手!「こうめ」の仙台せり鍋(2)

場所
> 仙台市、名取市
【見つけた!ご当地鍋】三浦農園のセリが決め手!「こうめ」の仙台せり鍋(2)

こうめのせり鍋(写真は4人前)は3月頃まで、コース料理のみでの提供。せり鍋付おまかせコース6600円(飲み物別、前日までに要予約、1人〜)は、お通し2品と旬の料理4品が出る。鍋の締めは雑炊が楽しめる

 

【見つけた!ご当地鍋】三浦農園のセリが決め手!「こうめ」の仙台せり鍋(1)から続く

 

セリのおいしさが際立つ「引き算で作った鍋」

仙台市中心部にある「こうめ」は店主の佐々木紗矢香さんが和食の腕をふるい、夫の宗治さんはサービスを担当。生産者のもとに足を運び厳選した食材を使った料理が味わえる。せり鍋は昆布と鰹節(かつおぶし)でとった一番ダシを、薄口醤油(しょうゆ)と塩で味を整え、岩手の奥州いわいどりとゴボウを軽く煮てからテーブルへ。肉厚のシイタケとネギを加え一息ついたら、いよいよ三浦農園のセリの出番だ。

根っこのシャキシャキ感と爽やかな香りがたまらない
日替わりの単品料理。左上から時計回りに鳴瀬かきとセリのだし巻きたまご1500円、セリサラダ1400円、セリの天ぷら1200円

「根っこは15秒〜30秒、茎や葉は10秒以内を目安に、煮込まず、しゃぶしゃぶして食べてください」と宗治さん。甘みや歯応えが際立つ根の周り、シャキッと食感のよい茎、鍋の中で瞬く間に緑濃くなる葉。ダシ汁をまとうことでそれぞれの味がより一層深みを増し、口から鼻へと抜ける香りが心地よい。三浦さんが「引き算で作った鍋です」と言うシンプルな食べ方こそが肝なのだろう。

「専用の銅鍋を使うとセリの緑が鮮やかになり、うま味を閉じ込めつつ火が通るので鶏肉もふっくらします」と紗矢香さん。鍋は仙台で400年以上、銅製品を作り続けるタゼンが手がけたもの。まさに郷土を愛する人々の思いが詰まった鍋料理だ。

こうめ

17時〜21時、完全予約制/不定休、年末年始休あり/東北新幹線仙台駅から徒歩20分

TEL:022-738-8174
宮城県仙台市青葉区立町26-17 小野ビル 203

お取り寄せ

三浦農園のせり鍋セット
大(3人〜4人前)4800円(送料別)
三浦農園のセリ600㌘、せり鍋つゆ、伊豆沼農産伊達の純粋赤豚バラ肉400㌘。小(1人〜2人前)3000円もある。2023年3月末まで販売予定。発送日はセリの収穫状況によって変わる場合がありますので、下記までお問い合わせください。

アクアイグニス仙台 マルシェリアン
TEL:022-355-8135

文/堀内志保 写真/堀内 孝

(出典:「旅行読売」2023年2月号)

(Web掲載:2023年1月31日)

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Writer

堀内志保 さん

埼玉県生まれ。1999年から2年あまり社会人類学の調査でアフリカ大陸の沖に浮かぶマダガスカル島に滞在。『マダガスカルを知るための62章』(明石書店)では、市場と割礼祭の章を担当した。2003年から宮城県に住み、写真家の夫とともに東北各地の自然や歴史、食、温泉、手仕事などに触れ、新聞や雑誌に記事やエッセイを発表している。

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