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九州横断 気ままな春ドライブ~大分編~

場所
九州横断 気ままな春ドライブ~大分編~

九重“夢”大吊橋

大分空港を起点にドライブへ

大分から熊本、長崎へ、ひと足早く春の訪れを感じ始めた九州を横断して、話題スポットを訪ねるドライブに出かけませんか?絶景、温泉、ご当地グルメなど道中には魅力がいっぱい点在し、車なら寄り道も気ままに楽しめる。

起点は、ホーバークラフト航路の復活が2024年予定されている大分空港。まず向かったのは、“九州の屋根”と称されるくじゅう連山を望む九重“夢”大吊橋だ。歩道専用として日本一の高さで、標高777㍍にある立地の数字も縁起が良い。長さ390㍍、高さ173㍍、幅1.5㍍の橋で、新緑の名所である鳴子川渓谷など大パノラマを楽しめる。

橋からは名瀑・震動の滝を望める。落差83㍍の雄滝と同93㍍の雌滝からなり、雄滝には展望台もある。龍神にまつわる伝説があり、辰年の2024年は特に注目だ。

九重“夢”大吊橋
九重“夢”大吊橋
震動の滝
震動の滝

江戸時代からの町並みでうなぎを賞味

大分県には、おいしい名物が多い。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている日田市・豆田町で、日田のうなぎを賞味してはいかが?水郷・日田を代表する名物で、蒲焼き、せいろ蒸し、ひたまぶし(ひつまぶし)など、店によりこだわりのウナギ料理を味わえる。2024年3月31日まで、「天領日田おひなまつり」も開催中だ。

日田のうなぎ(イメージ)
日田のうなぎ(イメージ)

九州随一の美肌湯で一泊

温泉を楽しむなら、九州随一の美肌湯として評判の天ヶ瀬(あまがせ)温泉へ。玖珠川沿いに12軒の宿が連なる温泉場で、1300年以上の歴史があり、メタケイ酸が豊富な美肌の湯として親しまれている。山々に囲まれた温泉街には湯気が立ち上り、自然に抱かれてひと息つく時間を楽しめる。対象施設で使える天ヶ瀬温泉パスポート(1200円)を買って、一夜を過ごしながら湯巡りするのもいい。

天ヶ瀬温泉
天ヶ瀬温泉

<問い合わせ>

九重“夢”大吊橋(九重町)TEL:0973・73・3800(九重“夢”大吊橋管理センター)

震動の滝(九重町)TEL:0973・73・3800(九重“夢”大吊橋管理センター)

日田のうなぎ(日田市)TEL:0973・22・2036(日田市観光協会)

天ヶ瀬温泉(日田市)TEL:0973・57・2166(日田市観光協会天瀬支部)

ツーリズムおおいたTEL:097・536・6250  公式サイトはこちら     

◉協力/写真提供:ツーリズムおおいた

 

(WEB掲載:2024年2月26日)


Writer

松田秀雄 さん

全国を取材で巡ること約30年。得意なテーマは「温泉」で、北海道・稚内温泉から沖縄・西表島温泉まで500湯・2000軒以上は訪れている。特に泉質は硫黄泉が好きで、湯上りに体を拭かず自然乾燥させるのがモットー。帰宅後、体に付着した硫黄成分が湯船に染み出して白濁する様子を見るのが好き。最近は飲泉への興味が強く、「焼酎割に適した温泉は?」を掲げて最高の一杯を探し中。旅行読売出版社・編集部に所属。

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