【空から灯台】潮岬灯台<和歌山県串本町>
黄昏の中の潮岬(しおのみさき)灯台
本州最南端の岬で熊野灘を見下ろす
紀伊半島の南端、本州最南端の潮岬に立つ潮岬灯台は、明治初期に初点灯した歴史ある灯台である。石造りの白亜の灯台の中、68段のらせん階段を上れば、展望台から見渡す限り太平洋と水平線の大パノラマが広がる。
眼下に岩の小島が点在し、その上で釣り糸を垂らす人たちが見えた。どうやら渡し船が出ているようだ。どこの灯台にも必ずと言ってよいほど海辺に釣り人がいて、中には断崖絶壁や小島にも釣り竿(ざお)を操る姿が見られ、彼らの熱意にはいつも驚かされる。
灯台下には資料館が併設されている。近くにある潮岬観光タワーでは「本州最南端訪問証明書」を発行してくれるそうだ。せっかくここまで来たなら、海中のサンゴ礁やウミガメが見られる串本海中公園、巨大な岩塔が並ぶ景勝地の橋杭岩(はしぐいいわ)にも寄っていきたい。
ドローン撮影/⻘⾕ 慶
ドローン撮影した灯台の動画ロングバージョン(4分)は👉こちら



【潮岬灯台】
高さ:23メートル
初点灯:1873(明治6)年
参観:9時~11時45分、13時~16時15分(3月〜9月の土・日曜、祝日は8時30分~、~16時45分)/無休/300円
交通:紀勢道すさみ南ICから29キロ、または紀勢道尾鷲北ICから96キロ/紀勢線串本駅からバス20分、潮岬灯台前下車徒歩3分
備考:「日本の灯台50選」
TEL : 0735-62-0141(燈光会 潮岬支所)
※記載内容はすべて掲載時のデータです。
(出典:「旅行読売」2026年6月号)
(Web掲載:2026年6月23日)


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