【絶景&グルメ 観光列車の旅】いつか乗りたい全国の観光列車12選🚊
西武 旅するレストラン「52席の至福」4号車オープンダイニング
沿線の絶景やグルメ、車内外でのおもてなしで、その土地の魅力を体感できる観光列車は、今や全国各地を走り、鉄道旅に欠かせないコンテンツです。今年もデビューした新列車、リニューアルした列車、引退が決まった列車など、話題がいっぱい。列車に乗ることそのものが旅の目的になる観光列車を全国からご案内します。
津軽海峡を見ながら旧国鉄車両でのんびり
ながまれ海峡号
道南いさりび鉄道|北海道
函館駅を出発し、木古内(きこない)駅で折り返して函館駅へ戻る。車両は旧国鉄時代からのキハ40形。地元食材を生かした夕食やスイーツ、クラフトビールや地酒が出るほか、上磯駅では地元の物産品の立ち売り、茂辺地(もへじ)駅ではバーベキューコンロで焼いた海産物などでもてなしてくれる。列車は津軽海峡に沿って走り、途中、函館山を遠望し、遠くの街明かりや夕景、漁火(いさりび)などを車窓に眺める。


◉時刻表
函館15:50発🚋木古内17:53着
木古内1832発🚋函館20:00着
◉運行区間:函館―木古内(約4時間)
◉運行日:7月11日、8月8・22日、9月5・12日、10月3・24日
◉料金:1万7900円~
◉予約方法:北海道オプショナルツアーズまたはインターネット👉こちらで
◉問い合わせ:北海道オプショナルツアーズ/TEL:011-212-1170
三陸海岸の眺めと東北グルメを楽しむ
TOHOKU EMOTION
八戸線|青森・岩手
列車全体をレストラン空間とし、「東北レストラン鉄道」がコンセプト。三陸の海岸線を眺めながら料理が楽しめる。1号車は全7室がすべて個室のコンパートメント個室車両、2号車はライブキッチンスペース、3号車は4人掛けと2人掛けのオープンダイニング車両。八戸発・久慈行きの昼便はランチメニュー、久慈発・八戸行きの午後便はデザートメニューを提供。

写真提供/JR東日本

写真提供/JR東日本
◉時刻表(一部)
八戸11:06発🚋本八戸(通過)・種差海岸(通過)🚋久慈13:02着
久慈14:15発🚋種差海岸15:25発🚋本八戸15:50着🚋八戸16:01着
◉運行区間:八戸―久慈(約2時間)
◉運行日:金・土・日曜を中心に運行
◉料金:1号車コンパートメント個室車両1万3100円~(ランチ)、8200円~(デザート)。3号車オープンダイニング車両1万2200円(ランチ)、7300円(デザート)
◉予約方法:乗車日の1か月前から4日前までにJR東日本の「のってたのしい列車予約サイト👉こちら」か主な旅行会社で申し込み
◉問い合わせ:「のってたのしい列車予約サイト」カスタマーセンター/TEL:03-6231-7389
日本海と白神山地を車窓に約5 時間の旅
リゾートしらかみ
奥羽線・五能線|秋田・青森
秋田駅と弘前・青森駅を五能線経由で結ぶ。車窓には郷愁漂う日本海の絶景や世界自然遺産・白神山地のブナの森が車窓に続き、根強い人気を誇る。車内では津軽三味線の生演奏や語りべによる昔話などが披露され、郷土の魅力もたっぷり楽しめる。時間帯によっては日本海を染める夕日も期待できる。事前予約で弁当やスイーツを受け取り味わえるサービスもある。

写真提供/JR東日本

写真提供/JR東日本
◉時刻表(一部)
【1号】秋田8:19発🚋十二湖10:25発🚋五所川原12:10発🚋弘前12:48着🚋青森13:34着
【4号】青森13:52発🚋弘前14:30発🚋五所川原15:11発🚋十二湖17:05着🚋秋田19:01着
◉運行区間:秋田―弘前・青森(約5時間)
◉運行日:9月までは毎日(日により便数は異なる。JR東日本のホームページで確認を👉こちら)
◉料金:乗車券4620円(秋田―青森)+指定席券840円
◉予約方法:乗車日の1か月前からみどりの窓口、指定席発売機、えきねっとで発売
◉問い合わせ:JR東日本お問い合わせセンター/TEL:050-2016-1600
一流の味を楽しみながら秩父路を走る
西武 旅するレストラン「52席の至福」
西武鉄道|東京・埼玉
有名シェフが監修し車内のオープンキッチンで仕上げた料理を、秩父路ののどかな景色を眺めながら楽しめる。料理は季節替わりで、7月~9月のディナーは牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、ブランチは武州豚のインボルティーニがメイン。沿線の伝統工芸品や木材を一部に使用した車内は、建築家・隈研吾(くまけんご)氏が内外装の設計を担当。西武線が1日乗り放題の「西武線1日フリーきっぷ」付き。


◉時刻表(一部)
【ブランチコース】
池袋11:02発🚋西武秩父13:57着/西武新宿10:40発🚋西武秩父13:57着
【ディナーコース】
西武秩父16:00発🚋池袋18:22着/西武秩父16:00(17:16)発🚋西武新宿18:34(19:34)着
※運行コース、時刻は時期により異なる
◉運行区間:池袋・西武新宿―西武秩父(約2時間30分〜3時間)
◉運行日:土・日曜、祝日を中心に年間100日程度
◉料金:ブランチコース1万6000円、ディナーコース1万9000円
◉予約方法:乗車日の3か月前の第2木曜から公式Webサイト👉こちらで
◉問い合わせ:西武鉄道お客さまセンター/TEL:0570-005-712
山梨の味覚を味わうスイーツプランも
富士山ビュー特急
富士急行線|山梨
中央線と接続する大月駅から河口湖駅まで、車窓に富士山を見ながら走る。1号車はソファ席やカウンター席のある特別車両、2号車は4列シートの指定席、3号車は自由席。1号車では季節の味覚を取り入れたスイーツプランも用意。土・日曜、祝日は洋スイーツプラン(6000円)、平日は和スイーツプラン(5800円)。ほかにプリンやどら焼き、ドリンクなどの車内販売も。


◉時刻表(一部)
【11号】
大月10:49発🚋下吉田11:33発🚋富士山11:40発🚋富士急ハイランド11:42着🚋河口湖11:46着
【14号】
河口湖13:02発🚋富士急ハイランド13:05発🚋富士山13:13発🚋下吉田13:18発🚋大月13:51着
◉運行区間:大月―河口湖(約1時間)
◉運行日:毎日
◉料金:乗車券1170円(大月―河口湖)+400円(特急料金)。別途1号車特別料金1000円、2号車指定席料金200円(3号車は自由席)
◉予約方法:1号車は乗車日の2週間前から、2号車は乗車日の30日前から、スイーツプランは乗車日の1か月前の1日からホームページ👉こちらで(3号車は予約不要)
◉問い合わせ:富士急コールセンター/TEL:0555-73-8181
全席グリーン車で優雅に伊豆半島へ
サフィール踊り子
東海道線・伊東線・伊豆急行線|東京・神奈川・静岡
東京・新宿駅から伊豆急下田駅まで、全車グリーン席の優雅な車両で移動できる。1号車(プレミアムグリーン)は1列+1列、2・3号車は1~4人用と1~6人用個室、5~8号車は2列+1列。4号車カフェテリアでは汁なし担々麺などの料理やジェラート、ドリンクが味わえる。個室では料理をデリバリー。カフェテリアや個室での注文には、事前に「サフィールPay」での予約が必要。

写真提供/JR東日本

写真提供/JR東日本
◉時刻表(一部)
【1号】東京11:00発🚋品川11:08発🚋横浜11:24発🚋熱海12:17着🚋伊豆急下田13:29着
【2号】伊豆急下田14:18発🚋熱海15:31発🚋横浜16:27着🚋品川16:42着🚋東京16:49着
◉運行区間:東京・新宿―伊豆急下田(約2時間30分)
◉運行日:毎日
◉料金(一部):1号車1万2940円、2・3号車2万8480円〜(2人利用時の2人分)、5~8号車1万540円(いずれも通常期の東京―伊豆急下田駅間の運賃・料金)
◉予約方法:乗車日の1か月前からみどりの窓口、えきねっとなどで
◉問い合わせ:JR東日本お問い合わせセンター/TEL:050-2016-1600
飛騨の幸を味わうランチプラン
ながら
長良川鉄道|岐阜
鵜飼(うか)いで有名な長良川に沿って走る水戸岡鋭治氏デザインの観光列車。美濃太田―郡上(ぐじょう)八幡駅間ではランチプランとスイーツプランで運行し、北濃駅までは乗車のみのビュープランもある。人気のランチプランでは、都ホテル岐阜長良川の日本料理長が監修した和食を味わえる。飛騨牛すき焼き、鮎(あゆ)の唐揚げの酢漬け、清流美どりのステーキ野菜添えなど郷土色豊か。


◉ランチプラン・時刻表
【1号】美濃太田10:45発🚋郡上八幡12:16着
◉運行区間:ランチプラン美濃太田―郡上八幡(約1時間30分)
◉運行日:金・土・日曜を中心に1日1便
◉料金:1万8000円(2日間フリー乗車券付き)
◉予約方法:乗車日の2か月前の各月1日から乗車日の14日前(インターネットの場合は7日前)まで、電話、インターネット👉こちらなどで販売
◉問い合わせ:予約専用ダイヤル/TEL:0575-46-8021
豪華シートや個室で伊勢志摩へ
しまかぜ
近畿日本鉄道|三重、奈良、大阪、京都、愛知
大阪・京都・名古屋と伊勢志摩を結ぶ観光特急。本革製で電動リクライニングやエアクッション機能付きプレミアムシートのほか、和風・洋風個室やセミコンパートメント型のサロン席などもある。2階建てのカフェ車両では、松阪牛カレー1700円、はまぐりのシーフードピラフ1850円など、景色を眺めながら食事を楽しめる。スイーツやおつまみも充実している。

写真/近畿日本鉄道

写真/近畿日本鉄道
◉大阪難波発着・時刻表(土曜・休日、一部)
大阪難波10:40発🚋伊勢市12:16着🚋宇治山田12:18着🚋鳥羽12:31着🚋賢島13:03着
賢島16:00発🚋鳥羽16:30発🚋宇治山田16:41発🚋伊勢市16:43発🚋大阪難波18:22着
◉運行区間:大阪難波―賢島(約2時間23分)
◉運行日:原則火曜を除く毎日1日1往復
◉料金:乗車券2770円(大阪難波―賢島)+特急料金1640円+しまかぜ特別車両料金1050円
◉予約方法:乗車日の1か月前から近鉄主要駅の特急券窓口などで販売
◉問い合わせ:近鉄電車テレフォンセンター/TEL:050-3536-3957
日本海を眺めながらフレンチコース
丹後くろまつ号
京都丹後鉄道|京都
漆黒の車体に松をデザインしたシックなレストラン列車で、運行時刻によりモーニング、ランチ、バルの3コースがある。9月末までのランチは地元のホテル監修のフレンチコースで、琥珀(こはく)和牛炭火焼き、地魚と香住蟹(かすみがに)の長芋ピクルス巻き、丹後ぐじと蛤潮(はまぐりうしお)仕立てなど全7品。「はちみつ入り紅芋酢」の土産付きだ。海の絶景を楽しめるよう、奈具海岸近くでは約15分停車する。

写真/ WILLER TRAINS

写真/ WILLER TRAINS
◉トラベルランチコース・時刻表
天橋立13:05発🚋西舞鶴14:50着
※ 12:45までに天橋立駅改札を通過すること
◉運行区間:天橋立―西舞鶴(約1時間45分)
◉運行日:金~日曜、祝日に1日1便運行
◉料金:1万5000円
◉予約方法:乗車日の3か月前から3日前までインターネット👉こちら、コールセンターで販売
◉問い合わせ:コールセンター/TEL:0570-200-770
特別な料理と伊予灘の絶景を
伊予灘ものがたり
予讃線|愛媛
四国初の本格的観光列車として2014年から運行。松山―伊予大洲駅、松山―八幡浜(やわたはま)駅を各1往復する。ボックス席、ペアシートなど席はバラエティー豊か。予約すれば、食事も楽しめる。メニューは季節に合わせて2か月ごとに変わり、旬の食材や地元の食材を使った料理を味わえる。絶景駅として人気の下灘駅で約10分停車し、のんびりと伊予灘を眺められる。


◉時刻表
公式ホームページ👉こちらなどを参照
◉運行区間:松山―伊予大洲・八幡浜(約2時間)
◉運行日:土・日曜、祝日を中心に1日4便
◉料金:松山―伊予大洲3980円、松山―八幡浜4330円+食事3500円~6000円(便により異なる)。貸切個室は別料金
◉予約方法: 乗車日の1か月前からみどりの窓口などで販売(食事予約券は4日前まで)
◉問い合わせ:JR四国電話案内センター/TEL:0570-00-4592
地元グルメを楽しみながら絶景駅へ
しまてつカフェトレイン
島原鉄道|長崎
諫早(いさはや)―島原駅間、有明海沿いの約40キロを走る食事付きの観光列車。8・9月は長崎和牛のすき焼き、しまばら鶏の味噌(みそ)納豆焼きなどを盛り込んだ特製弁当(写真下)と3種のスイーツでおもてなし。日本で一番海に近い駅とされる大三東(おおみさき)駅では、約45分停車する。乗車特典として、チケットには島原城と湧水庭園四明荘の入場券のほか、島原―諫早駅の片道きっぷも付いている。


◉時刻表
諫早11:10発🚋島原13:10着
◉運行区間:諫早―島原(約2時間)
◉運行日:土・日曜を中心に1日1便運行
◉料金:7000円
◉予約方法:概ね乗車日の3か月前から5日前まで電話、インターネット👉こちらで販売
◉問い合わせ:島原鉄道総合案内所/TEL:0957-62-4705
人気列車が期間限定で復活運行
おれんじ食堂
肥薩(ひさつ)おれんじ鉄道|熊本・鹿児島
昨年から運行を休止していたが、7月から開催される「熊本デスティネーションキャンペーン2026」に合わせ、特別運行を行う。ブランチプランとランチプランの2コースあり、いずれも地元の名店がもてなす。ブランチプランは、出水(いずみ)市にある店「シェ カシワギ」が提供するフレンチコースを味わえる。土産と1日乗車券付きだ。最少催行人数は10人。


◉ブランチプラン・時刻表
出水9:10発🚋新八代11:10着
◉運行区間:出水―新八代(約2時間)
◉運行日: 9月27日までの土・日曜、祝日を中心に1日1便運行
◉料金:1万3000円
◉予約方法:乗車日の10日前まで電話、インターネット👉こちらで販売
◉問い合わせ:同社予約センター/TEL:0996-63-6861
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2026年8月号)
(Web掲載:2026年8月12日)


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