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タイ。経済発展と祈りにあふれた日常 (3)アユタヤ

場所
> アユタヤ
タイ。経済発展と祈りにあふれた日常 (3)アユタヤ

アユタヤでは象乗り体験も人気

アユタヤで感じる栄華の跡

アユタヤにそびえるワット・ヤイ・チャイ・モンコンの仏塔
アユタヤにそびえるワット・ヤイ・チャイ・モンコンの仏塔


バンコクでの、川沿いの三大寺院巡りの余韻が残る中、翌日はフアランポーン駅から列車に乗り、古都・アユタヤへと向かった。

アユタヤ駅までは1時間30分ほどの鉄道旅。街を出ると車窓には田園風景が続き、のんびりとした田舎の雰囲気を垣間見られる。

アユタヤは1767年にビルマ軍により破壊されるまで、400年以上も栄えた都。朽ち果てた仏像は無残に首を落とされたものが目立つが、その数や残された仏塔の威容に、栄華の跡を感じる。


綿菓子を色鮮やかなクレープに包むロティサイマイはアユタヤの伝統菓子
綿菓子を色鮮やかなクレープに包むロティサイマイはアユタヤの伝統菓子


道路脇でよく売られている色鮮やかなお菓子が気になり、一つ買ってみる。ロティサイマイというアユタヤの伝統菓子だそうで、薄いクレープ生地に包んだ綿飴が口の中で溶け、どこかで食べたような懐かしさがあった。



出典:「旅行読売」2019年9月号


Writer

春日明子 さん

1979年生まれ、神奈川県出身。会社員時代に釣りに目覚め、いつの間にか釣り新聞の編集者となる。編集プロダクションにて旅行雑誌やコーヒー専門誌、機内誌を中心に編集・執筆活動を続けたのち、鮭釣りに訪れた北海道で人生の伴侶を釣り上げ、2016年に別海町へ移住。酪農地帯の真ん中で原稿を書く。

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