世界新三大夜景 長崎稲佐山スロープカー誕生
新しく誕生したスロープカー
1000万ドルの夜景を一望
香港、モナコと並び、世界新三大夜景に認定されている長崎。長崎でも稲佐山から眺める展望は「1000万ドルの夜景」と称され、長崎港や長崎市街のきらびやかな景観を一望にできる。そんな稲佐山にこのたび、「長崎稲佐山スロープカー」が誕生した。
稲佐山中腹にある駐車場から山頂までの約800㍍を結ぶ新しい移動手段として運行を始めたもので、人気の高級車「フェラーリ」などを手掛けた工業デザイナー・奥山清行氏が率いる「KENOKUYAMADESIGN」が車両をデザイン。ガラス張りの黒を基調にしたスタイリッシュな姿が美しい。片道約8分で運行し、車内から夜景を眺めながら移動できる。
標高333メートルの山頂には展望台などがあり、晴天時の日中は雲仙や天草、五島列島まで望める。
文/松田秀雄
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<施設データ>
長崎稲佐山スロープカー
TEL095-829-1164(長崎市地域整備1課)
https://www.nagasaki-ropeway.jp/slope/
(ウェブ掲載 2020年2月12日)