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トロッコを眺める峡谷の宿でひとり泊 宇奈月温泉

場所
  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 富山県
> 黒部市
トロッコを眺める峡谷の宿でひとり泊 宇奈月温泉

展望露天風呂「棚湯」

リニューアルオープン1周年

黒部峡谷の玄関口に広がる宇奈月温泉。大正12年に開湯した温泉地で、富山県で最大規模を誇る。断崖絶壁の黒部峡谷を走るトロッコ電車の旅は四季折々の自然を体感できるとして、広く人気を集めている。今年度は420日に一部区間での運行を始める予定で、510日から全線開通の予定だ。

そんな黒部峡谷の美観を見渡す好立地に、温泉旅館「やまのは」はある。昨年3月にリニューアルオープンし、2度目の春を迎える。

館内は和モダンな雰囲気が漂い、ロビーには越中和紙や寄木細工のインテリアを整え、ラウンジには木製の書庫や巨大な石造りのテーブルを配している。パノラマに展望を楽しめるガラス窓越しに黒部峡谷を象徴するトラスト橋「新山彦橋」を望め、新緑の中を渡るトロッコの様子も見て取れる。

ロビー
ロビー

未来の自分へ手紙を送ろう

客室は全141室からなる。本館にはスタンダード和室、スタンダードツイン、デラックス和洋室など。別館には琉球畳の和室が趣深いデラックス和洋室や、15畳の広々とした和室にツインベッドが付くスーペリア和洋室などもある。

ひとり旅の場合は、本館のスタンダード和室を利用する。「思い出をしたためる旅レターセットプラン」がおすすめで、インターネットやスマートフォンなどの情報に追われる日々を忘れ、ひとりゆったりと手紙をしたためるのもいい。プランには「富山もよう」ポストカード1セットと、1年後の未来に手紙が届く「うなづき未来レター」1通が付いていて、ガラスペンとインクセットも貸し出している。

ひとり泊で利用できる和室
ひとり泊で利用できる和室

美肌の湯で峡谷を一望

楽しみな温泉は、男女別にある大浴場、露天風呂などで、湯船に棚田状の段差がある展望露天風呂「棚湯」からは、黒部峡谷を一望。新山彦橋も望める。寝湯に横たわって眺めるのもおすすめだ。大浴場「大黒部」にも露天風呂を併設し、峡谷を見渡せる。湯船には、「美肌の湯」と評判の弱アルカリ性単純温泉の源泉をかけ流しだ。

広々と開放的な造りの浴場
広々と開放的な造りの浴場

地元の山海の幸を食べ放題

夕食は、富山県をはじめ北陸の山海の幸を生かしたバイキング料理。魚介類は寿司や刺し身で味わえる。ライブキッチンコーナーでは調理人ができたての品々を提供。牛鉄板焼き、ポークの香草焼き、西京焼き、各種天ぷらなど、献立もバラエティーに富む。富山ブラックラーメンや白海老かき揚げ丼など、郷土の名物料理も味わえる。

富山地方鉄道宇奈月温泉駅から徒歩3分と近いため、初めての土地でのひとり旅でも安心。北陸新幹線を利用して訪れるなら、黒部宇奈月温泉駅から定時運行でのシャトルバスも運行しているのでありがたい。

文/松田秀雄

レストランでバイキング料理を
レストランでバイキング料理を

<施設データ>

黒部・宇奈月温泉 やまのは

TEL0765-62-1311

https://www.unazuki-yamanoha.jp/

(ウェブ掲載 2020年3月12日作成)

立山黒部アルペンルート 関連ツアーはこちら

https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/kokunai/alpine/

Writer

松田秀雄 さん

全国を取材で巡ること約30年。得意なテーマは「温泉」で、北海道・稚内温泉から沖縄・西表島温泉まで500湯・2000軒以上は訪れている。特に泉質は硫黄泉が好きで、湯上りに体を拭かず自然乾燥させるのがモットー。帰宅後、体に付着した硫黄成分が湯船に染み出して白濁する様子を見るのが好き。最近は飲泉への興味が強く、「焼酎割に適した温泉は?」を掲げて最高の一杯を探し中。旅行読売出版社・編集部に所属。