「龍の目」(ドラゴンアイ)八幡平に出現
見られるかどうかは運しだい⁉
岩手県と秋田県にまたがる八幡平(はちまんたい/標高約1613メートル)の頂上付近にあり、エメラルドグリーンの水を湛(たた)える鏡沼。5月中旬から6月中旬、ここに「龍の目」のような神秘的な景観が出現する。「八幡平ドラゴンアイ」だ。
この情報はツイッターやインスタグラムなどを通じて拡散され、今では「1年のうちわずか2週間ほどしか見られない絶景」として知られるようになった。
この現象は、次のような原因から出現するという。まずは、大量の雪どけ水が注ぎ込むことで、沼中央部の雪氷が浮き上がる。その後、気温の上昇で中心部から徐々に雪がとけ、目玉のような形になる。
この神秘的な景観を世界の人々が「すごい(クール)!」と評価。「クールジャパンアワード2019」の国立公園部門賞に認定されている。
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鏡沼は十和田八幡平国立公園内の秋田と岩手の県境に位置している(所在地は秋田県仙北市)。車で行く場合は両県を結ぶ八幡平アスピーテラインの八幡平山頂レストハウスに駐車、バスなら八幡平頂上(八幡平山頂レストハウス前)で下車し、徒歩15~20分。
問い合わせは、八幡平市観光協会(TEL:0195-78-3500)、八幡平ビジターセンター(TEL:0186-31-2714)