ナニコレ⁉みやげ 沖縄県の巻「ゴーヤードライ(GOYA DRY)」
ホップとゴーヤー 爽やかな苦みの競演
沖縄を代表する野菜「ゴーヤー」。ゴーヤーとは、苦瓜(にがうり)のことだ。その名の通り、個性的な苦みが特徴だ。
名護市に本社を置くヘリオス酒造の創業理念は「酒はその土地でとれる作物で造る」。そこで、ゴーヤーに注目し、苦みがうまさを決める重要な要素となっている飲料“ビール”の開発に乗り出した。
2003年に商品化に成功。麦芽、ホップ、糖類にゴーヤー果汁を加えたアルコール飲料「ゴーヤードライ」(アルコール分5%)が誕生した。麦芽使用比率は25%未満のため、酒類は発泡酒に分類されている。
キャッチコピーは「苦みのタイムラグ」。グラスを傾けると、まずはホップの苦みが口に広がる。その苦みが引くと、続いてゴーヤーの爽やかな苦みが押し寄せてくることを表したものだ。
国際コンペで金賞 どんなつまみとも相性よし
単に珍しさにとどまらない。インターナショナル ビア コンペティション2011のフリー・ライトラガー部門で見事金賞に輝いた実力派でもある。
ゴクリとやれば、爽やかな喉越し。同社では「なんにでも合いますが、ラガータイプに近いので、揚げ物やピザに特によく合います」と、その味に太鼓判を押している。
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(「旅行読売」2016年10月号)