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新ブランド魚「富士の介」を堪能する

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新ブランド魚「富士の介」を堪能する

富士の介を開発した山梨県水産技術センター忍野支所の三浦正之さん


富士山、南アルプス、八ヶ岳などの山々に囲まれた山梨県では、豊富な水資源を利用した養殖魚生産が盛んだ。イワナ、ヤマメの生産量は全国2位、淡水ニジマスの生産量は全国3位だ。2019年10月、新たなブランド魚「富士の介」の出荷が始まった。キングサーモンとニジマスの利点を兼ね備えた魚として、山梨県水産技術センター忍野支所で10年をかけて開発された。

 

富士の介のお造里(左)と富士の介木の子チーズ焼き。試食会で提供されたメニューの一部
富士の介のお造里(左)と富士の介木の子チーズ焼き。試食会で提供されたメニューの一部

「キングサーモンは魚体が大きい高級魚ですが、エサの食いつきが悪く養殖が難しい。味が良く、エサをよく食べるニジマスと交配し、安定して供給できるおいしい魚が開発できました」とは、同センターの主任研究員・三浦正之さん。キングサーモン、ニジマス、ぞれぞれの給餌の様子を見学した。なるほど、キングサーモンはすぐに食事をやめてしまうが、ニジマスは延々と食べ続けている。

さて、肝心の味はどうだろう。まずは刺身でいただく。脂が少なく、さっぱりとした第一印象。半面、うまみはしっかり。臭みは皆無だ。焼きもの、蒸しものでも存在感を失わず、かつ主張しすぎないのが好印象だ。もちろん、山梨ワインとの相性も良い。つい、おかわりしてしまった。

 

きこり
富士の介フェアに参加する「木創りの宿きこり」。「やまなしグリーン・ゾーン認証」の宿泊施設だ

11月3日から山梨県内の宿泊施設など31か所で「富士の介フェア」が開催される。各施設が富士の介をつかったオリジナルメニューを提供する。参加する全施設が「やまなしグリーン・ゾーン認証」を取得施設だ。感染症の拡大を防止しながら観光を楽しめるよう、山梨県が直接施設を調査して認証する制度。その項目は宿泊施設で50項目以上にものぼる厳しいものだ。

さて、お土産には富士の介に合わせた山梨ワインを買って帰ろう。「ルミエールワイナリー」は1885年創業。甲州、マスカットベーリーA、テンプラニーリョなど、さまざまな品種のブドウから作られるワインは、国内外から高い評価を受けている。ワイナリー併設のレストランでゆっくりランチも楽しめる。

首都圏からであれば日帰りで旅行できてしまうが、安心して宿泊できる制度や体制が整いつつある山梨県。富士山を眺めながら、ゆったりとグルメ旅を楽しんではいかがだろうか。

ルミエール
ルミエールワイナリー
ルミエールワイナリー。ショップ、レストラン併設で、自分好みの1本を見つけられる

【富士の介フェア】

〇期間 11月3日(火)~2021年3月末 

〇実施施設 山梨県内31施設(宿泊施設29、飲食店2)

※施設により実施期間やメニュー、価格が異なるため、詳細は県ホームページを確認。

 

【やまなしグリーン・ゾーン宿泊割り】

「やまなしグリーン・ゾーン認証」を受けた宿泊事業者に対して、山梨県が宿泊料金の割引を支援する制度。「GoToトラベルキャンペーン」との併用も可能。

〇期間 2021年1月31日(日)宿泊分まで

〇割引額

宿泊代金が1人泊あたり1万円以上で1人泊あたり5000円または2500円割引。

1人泊あたり5000円以上 1万円未満で1人泊あたり2500円割引。

※支援限度額は1人1回あたり1万5000円

〇予約方法 宿泊事業者へ直接または旅行予約サイト等経由で予約

※【やまなしグリーン・ゾーン宿泊割り】と記載されているプランが対象。電話予約の場合はプランが対象か要確認。

〇問い合わせ TEL: 050-5370-5530(月〜金曜10時〜17時)

対象施設一覧はこちらから。

 

 

 

Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん