【お得きっぷで鉄旅へ】新作駅弁ぞくぞく登場🍱夏旅パワーを駅弁でチャージ!

青空に湧き立つ白い雲のように旅心ふくらむ夏。はやる気持ちとともに旅に出れば、誰もがきっと腹が減る。この夏も鉄旅ファンの心とお腹を満たしてくれる駅弁がいっぱいだ!
とうきびごはんの牛カルビ弁当
1190円【旭川駅】函館線
北海道の夏の味覚といえば「とうきび」。甘くてシャキシャキの粒が口の中で弾けて、夏旅気分を盛り上げる。キリッとした甘辛しょうゆ味のタレで煮込んだ牛肉が、とうきびの甘さと絶妙に絡み合う!
津軽
1200円【新青森駅】東北新幹線
夏の津軽は祭りの季節。ハレの日の食卓を彩るのが、もち米に紅ショウガの入った甘い味付けの赤いいなりだ。手作りにこだわったイガメンチや漬物「すしこ」など津軽らしいおかずと食べれば、お祭り気分の旅になる。
トマト香るピラフの洋食弁当
900円【横浜駅】東海道線
横浜駅弁に今春、崎陽軒(きようけん)の新作洋食弁当が加わった。イタリア産完熟トマトのパウダーを使った優しい味わいのピラフがメイン。バジルのペンネやハンバーグのほか、ちゃんとシウマイも入っている。
昭和百年弁当
1280円【小淵沢駅】中央線
小淵沢駅の駅弁屋・丸政が誇る「元気甲斐」をはじめとしたロングセラーと、懐かしの駅弁のご飯やおかずがギュッと詰まった新作。中央線の夜行列車に山男たちがあふれた昭和の夏が思い浮かぶ。
紅鮭でコシヒカリ
1200円【越後湯沢駅】上越線
今年開業100周年を迎える越後湯沢駅の新作駅弁は、温かい魚の弁当を食べたいとの客の声に応えた加熱式。南魚沼産コシヒカリの上にはどーんと大きな紅鮭が鎮座。もてなしの心も温かい。
はままつ浜名湖花べんとう ぼくめし
1100円【浜松駅】東海道線
暑い夏はやっぱりうなぎが恋しい。でも、懐は夏でも寒い!そんな倹約旅にうれしいのが、うなぎとごぼう煮を混ぜ合わせた郷土料理「ぼくめし」だ。煮しめ、天ぷら付き。車窓に浜名湖を見ながらいただこう。
世界一周環状線弁当
1380円【新大阪駅】東海道線
大阪・関西万博開催に合わせ、京阪神の名物と世界の名物を掛け合わせた創作料理が詰まった期間限定駅弁が登場。日の丸ご飯を中心に、タコ焼き×ピザ風味や串カツ×チーズフォンデュなど組み合わせが楽しい。
めで鯛 食べ鯛 楽しみ鯛
1380円【広島駅】山陽線
広島県とJR、広島駅弁当のコラボで3月に誕生した、瀬戸内の天然真鯛にこだわった駅弁。鯛そぼろがたっぷりのった鯛めし、鯛のみそ漬け焼き、鯛みそ、鯛皮素揚げと、鯛をさまざまな調理法で満喫できる。
文・写真/望月崇史
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:「旅行読売」2025年7月号)
(Web掲載:2025年8月19日)