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2024年に食べたい「新作駅弁」9選

2024年に食べたい「新作駅弁」9選

24年は、北陸新幹線の金沢―敦賀駅間開業、山形新幹線の新型車両デビューなどの話題に合わせて新作駅弁も花盛り! この半年の間に登場した新作駅弁を紹介します


北陸新幹線弁当(※上の写真)
◉各1500円
【敦賀駅・福井駅・加賀温泉駅・金沢駅・富山駅】北陸新幹線
北陸の駅弁5社と横浜の崎陽軒がコラボした新幹線開業記念駅弁。オリジナルの「北陸シウマイ」と容器・価格が共通で各社の技が光る。
塩荘TEL0770-23-3484 ■番匠本店TEL0776-57-0849 ■高野商店TEL0761-72-3311 ■大友楼TEL076-221-1758 ■TEL076-429-3100



蝦夷(えぞ)富士!これぞ北海道海鮮溢(あふ)れ盛り寿司(ずし)
◉2000円【札幌駅】函館線
蝦夷富士・羊蹄山(ようていざん)をイメージして山型に積み上げられたかっぱ巻きの上にマグロ、サーモン、ウニ、イクラなどが華やかにのる。
札幌駅立売商会TEL011-721-6101



E8系 山形新幹線つばさ弁当
◉1600円【山形駅】奥羽線ほか
3月にデビューしたE8系新幹線車両をモチーフとした容器が目を引く。山形県産米使用のチキンライスなど、世代を超えて楽しめる。
松川弁当店TEL0238-29-0141



偕楽園梅鯖(かいらくえんうめさば)寿司
◉1480円【水戸駅】常磐線ほか
水戸に久しぶりの寿司駅弁が登場。酢飯には偕楽園にちなんだ梅干しが混ぜ込まれ、脂がのったサバのうまみとのバランスがいい塩梅だ。
しまだフーズTEL029-222-1818



牛玉小判
◉1620円【新潟駅】上越新幹線ほか
新潟の新ブランド牛の駅弁。酢飯に新発田(しばた)牛のしぐれ煮、その上に自慢の厚焼き玉子がのる。同社の名物駅弁・えび千両ちらしの牛肉版。
新発田三新軒TEL0250-21-6220



おむすびぴよりん
◉680円【名古屋駅】東海道新幹線ほか
名古屋駅の新名物「ぴよりん」とコラボした駅弁の第2弾。ロングセラー駅弁「天下とり御飯」の味がおむすびで気軽に楽しめる。
松浦商店TEL052-452-4506



福井御膳 竜のめぐみ
◉1680円【福井駅】北陸新幹線
福井県と地元メディアなどの企業チームが共同開発した北陸新幹線開業記念駅弁。恐竜をモチーフにした2段重ねの容器に、かにめしなど名物が満載。
番匠本店TEL0776-57-0849



ひょうご子午(しご)線弁当
◉1350円【神戸駅】東海道線ほか
今年の駅弁の日記念に誕生した幕の内駅弁。地元ラジオの名物パーソナリティーの助言で神戸牛や明石ダコなど兵庫名物を盛り付けた。
淡路屋TEL078-431-1682



岡山海苔(のり)弁「黒」
◉1480円【 岡山駅】山陽新幹線ほか
地元の岡山県漁業協同組合連合会とのコラボでできた海苔弁。県産の若海苔のほか、黒鯛や黒豆など「黒」にこだわった盛り付けもユニークだ。
三好野本店TEL086-200-1717

 

文・写真/望月崇史


※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2024年7月号)
(Web掲載:2024年8月26日)


Writer

望月崇史 さん

1975年、静岡県生まれ。放送作家。全国の駅弁食べ歩きは約20年、5000個以上に及ぶ。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマに記事を執筆している。日本旅のペンクラブ所属。

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