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1回300円! 角館でお得に移動

場所
> 仙北市
1回300円! 角館でお得に移動

ひとりでも気軽に利用可

秋田県仙北市とJR東日本秋田支社では、観光名所が集まる仙北市角館エリアで角館オンデマンド交通「よぶのる角館」を、2023年3月31日まで運行している。

これは、人工知能(AI)による配車サービスにより、目的地まで移動できるモビリティサービス。車両はワゴンタイプで、1台に8人まで乗れる。8時30分~17時30分での運行で、運賃は1人1回300円(片道、大人と子どもは均一料金)。ウェブ(スマートフォン専用サイト)上での電子チケットによる事前決済のほか、実際に利用した際に車内でSuicaなど指定の交通系ICカード、現金でも支払いが可能だ。

電話(070-7051-6172)での予約も可能で、オペレーターに名前、電話番号、乗降場所、乗車希望日時、人数を伝える。オペレーターから予約番号と乗車予定時刻が告げられ、後は当日、その時刻までに乗車場所に行って待ち、乗車の際に運転手へ予約番号を伝えればいい。

角館駅エリアや武家屋敷エリアはフリー乗降区域で、その区域内であれば好きな場所で乗車し、希望の場所で下車できる。フリー乗降区域の外側にも乗降場所が7か所用意され、途中乗降はできないが、「角館温泉 花葉館」「抱返り渓谷」「あきた芸術村」など固定場所であれば1回300円で利用できる。1人から利用できる手軽さもありがたい。※抱返り渓谷遊歩道は、雪害の影響により当面の間は通行止めになっている。最新情報は仙北市ホームページで確認。

江戸末期の屋敷などが並ぶ武家屋敷通り
江戸末期の屋敷などが並ぶ武家屋敷通り
角館の商人町にあるみそ・しょうゆ醸造の老舗、安藤醸造。レンガ造りの蔵座敷の内部を公開している
角館の商人町にあるみそ・しょうゆ醸造の老舗、安藤醸造。レンガ造りの蔵座敷の内部を公開している

<問い合わせ>

仙北市観光課

TEL:0187-43-3352

田沢湖角館観光協会

 

(WEB掲載:2022年5月27日)


Writer

松田秀雄 さん

全国を取材で巡ること約30年。得意なテーマは「温泉」で、北海道・稚内温泉から沖縄・西表島温泉まで500湯・2000軒以上は訪れている。特に泉質は硫黄泉が好きで、湯上りに体を拭かず自然乾燥させるのがモットー。帰宅後、体に付着した硫黄成分が湯船に染み出して白濁する様子を見るのが好き。最近は飲泉への興味が強く、「焼酎割に適した温泉は?」を掲げて最高の一杯を探し中。旅行読売出版社・編集部に所属。

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