韓国 江原道・済州島 ~人気のロケ地を巡り、絶景とグルメを堪能~
![韓国 江原道・済州島 ~人気のロケ地を巡り、絶景とグルメを堪能~](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/e206940654c4cb66f39a45e239cf6fa2e5030cb2.jpg)
トッチェビゴルスカイバレー。高さ59 ㍍、スカイウォーク(右上)の先端部分の床は、ガラス張りで迫力満点! 海上に建てられたヘラン展望台から刻々と表情を変える海景を望む
韓国2大リゾートとして知られるのが、江原道と済州島。いずれも、韓国ドラマや映画の舞台として知られ、絶景スポットが点在し、海鮮グルメも楽しみだ。こだわりの韓国旅を満喫したい。
『冬のソナタ』の名舞台へ ~江原道~
韓国北東部、東側に広がる海と雪岳山など大自然の宝庫・江原道に向かう。江原道には、韓流ブームの火付け役となったドラマ『冬のソナタ』の舞台となった春川がある。ユジンとチュンサンがデートしたメタセコイア並木が何といっても有名だ。2018年に開催された冬のオリンピック・パラリンピックの舞台となったのも江原道内の平昌だから、親しみを持てる地域である。
その江原道の旅の起点となるのが、大海原の美しさでも知られる襄陽。江原道の玄関口・襄陽国際空港がある。国民保養温泉があり、マツタケの産地としても知られている。まずは温泉で身も心も癒やし、マツタケ料理を堪能してから、観光地巡りを始めよう。
![雪岳山](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/6defb6527fbb56e8cde595b83e2117ce316b85e9.jpg)
旅の皮切りは、『冬のソナタ』の撮影地ともなったチュアム海岸がおすすめだ。別れを決意したチュンサンが、ユジンを誘って最後の思い出作りに向かった民宿のあるところである。
懐かしの名シーンに思いを馳せた後は、大海原の眺望が満喫できる東海トッチェビゴルスカイバレーへ。高さ59メートルのスカイウォークや海に突き出た歩道があるヘラン展望台で絶景を楽しもう。その後、ドラマ『相続者たち』の舞台となった「ノンゴルダム壁画村」へ向かう。こちらは、パク・シネ演じるウンサンが引っ越した家があるところで、墨湖灯台のある丘の斜面に描かれた壁画を眺めながら、名ドラマを思い起こしたい。
![ノンゴルダム壁画村](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/449c47dd9e3552b0a26fe33cacdb53b114774a32.jpg)
さらに、世界で最も海に近い駅としてギネスにも認定された正東津駅のほか、平和祈願の象徴・DMZ博物館や高城統一展望台などにも立ち寄りたい。もちろん、束草で海鮮料理を味わうこともお忘れなく。
![DMZ博物館](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/9bc3b448e2d32db7aeacfcc0540d875fa3f537b7.jpg)
![束草観光水産市場](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/ab454df42b0494f4f2a72f0f814b7866ef52544e.jpg)
世界遺産と名物グルメ巡り ~済州島~
「韓国のハワイ」とも呼ばれるリゾートアイランド済州島。まずは、済州島のシンボルともいうべき城山日出峰(標高180メートル)を目指したい。島の東端の海に突き出た王冠のような火山で、世界遺産にも登録された絶景地である。
![城山日出峰](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/ab8311db1ecb53b2373522f88ec3ca7a8878d895.jpg)
済州島も韓国ドラマや映画の舞台が目白押しで、ロケ地巡りも欠かせない。近年最も話題となったドラマ『愛の不時着』のロケ地となった「癒やしの森」があるのも、この島である。
ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』のロケ地となった城邑民俗村は、済州島の人々の昔ながらの暮らしぶりを忠実に復元した野外博物館で、ドラマの登場人物になった気分に浸れる。
![城邑民俗村](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/681f0b717724d49177a547c16c7a2a0bc3612773.jpg)
目の錯覚で上り坂が下り坂に見えるトケビ道路や、海にそびえ立つ奇岩・龍頭岩など、人気のスポットが満載。韓国の野生花が咲き誇る済州ハーブ園も訪ね、ハーブの足湯につかり、旅の疲れを癒やすのもいいだろう。
名物・黒豚のサムギョプサルやアワビのお粥など、グルメ巡りも済州島旅の魅力の一つだ。
![龍頭岩](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/7d8121c028695478d8d8f1ad88503dd900cfffe5.jpg)
![黒豚のサムギョプサル](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/c4df0827ed0993f500b887e5d737f467eccf4b29.jpg)
![アワビのお粥](https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/uploads/2023/01/04/398d7ed9f31d198efb5cc2c8868aaae0c84ed518.jpg)
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【韓国の旅行情報】
くわしくは、韓国観光公社ホームページへ。
(出典:「旅行読売」2023年2月号)
(WEB掲載:2023年1月4日)
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