富士山をバックに金色の船体が映える駿河湾フェリー

静岡県の清水港と土肥（とい）港を結ぶ駿河湾フェリーが、「黄金KAIDO（かいどう）」のシンボルとして、船体および煙突部を黄金に塗装した船の運航を開始した。

「黄金KAIDO」とは徳川家康が開発に力を入れた佐渡金山（新潟県）と土肥金山（静岡県）を結ぶ陸路と海路のルートのこと。今回の黄金塗装に合わせて内装も改修した。1階一般客室の柱や階段、壁、2階オーシャンルームの天井や座席などにも金色を配し、高級感漂う華やかな雰囲気に生まれ変わった。

3階の貸切特別室（8人定員）は黒と金を基調としたシックな空間に改装。ルームチャージに食事と酒がセットになったプレミアムラウンジ・ゴールドプラン「TAKECHIYO（竹千代）」もスタートした。

サクラエビなど静岡の味覚が詰まった食事と、スパークリング日本酒、ウイスキー、緑茶ボトリングティーなどがセットで5万5000円（5人の場合。6人以上は追加1人につきプラス5000円／最大8人／7日前までに予約／TEL：054-340-5223）。

詳細は公式ホームページで。

文／中 文子

（出典：「旅行読売」2024年7月号）
（Web掲載：2024年7月27日）