臨時列車として走るキハ75形

2025年2月16日（日）と22日（土）、名古屋駅から関西本線を経由して伊賀上野駅を乗り換えなしで直行する臨時列車が運行される。通常、名古屋駅と伊賀上野駅を直行する列車はなく、亀山駅で乗り換える必要がある。三重県・亀山市・伊賀市・JR西日本で構成する関西本線活性化利用促進三重県会議による取り組みで、関西本線（亀山－加茂駅間）の活性化や利用促進を目的としている。

ダイヤは両日とも下りが名古屋駅8時51分発、伊賀上野駅10時45分着。上りは伊賀上野駅15時34分発、名古屋駅17時44分着。下り、上りとも、東海道の宿場町・関宿が最寄りの関駅に停車する。車両はJR東海のキハ75形気動車で、2両編成で運行される。

「全車指定席　名古屋発専用臨時列車で行く　関西本線の旅」の団体専用列車として、日本旅行のウェブサイトで販売する（販売サイトはこちら）。駅の券売機やみどりの窓口での販売はない。

旅行商品のプランは4種類ある。名古屋－伊賀上野駅フリープラン7900円（定員40人）、ガイドが案内する関宿歴史観光プラン8400円（定員20人）、伊賀牛グルメ満喫プラン1万9800円（定員20人）、伊賀鉄道車庫見学プラン1万3800円（定員20人）。全プランに店舗や観光施設などで使える電子クーポン1000円分が付く。

抽選の第1次申し込みは1月10日（金）13時～16日（木）17時で、17日に当選発表。空席が生じた場合、1月22日（水）15時～2月3日（月）17時に先着順で受け付ける。

（Web掲載：2025年1月10日）