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【オールインクルーシブの宿】THE KEY HIGHLAND NASU<那須温泉・栃木>(1)~海・山リゾート~

場所
> 那須町
【オールインクルーシブの宿】THE KEY HIGHLAND NASU<那須温泉・栃木>(1)~海・山リゾート~

ハンモックエリアは9時~14時(冬季は閉鎖)

那須高原の森に囲まれたリゾートで、心も体も解き放つ

きっかけは、ハンモックでくつろぐ1枚の写真だった。〝森のアクティビティリゾート〟と銘打ったその宿はオールインクルーシブで、飲食だけでなく施設内外のアクティビティーも宿泊料金に含まれているという。特別な森の休日に心惹(ひ)かれたが、きっと手の届かない高級リゾートだろう。そう思いきや、料金は2万円台前半から。すぐに予約を入れた。

那須塩原駅から送迎バスで約40分。「THE KEY HIGHLAND NASU(ザ キー ハイランド ナス)」は別荘が点在する那須高原の森の一角に2018年にオープンした。

玄関を入るとフロントとギフトショップがあり、その先の通路を進むと、レストラン「森のキッチン」がある。高い天井と大きな窓、暖炉のラウンジやテーブル席が並び、ウッドテラスの先には森が広がる。入り口にはソフトドリンク、ビール、スピリッツなどのサーバーが置かれ、チェックインの15時から23時までフリードリンクだ。

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木々に囲まれた玄関

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玄関を入ると吹き抜けのロビーがある

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レストランの奥のウッドテラスでひと休み。目の前には広大な那須の森が広がる

16 時から暖炉の火でマシュマロをあぶる「マシュマロ焼き」、朝9時からはソフトクリームに思い思いのトッピングができる「マイソフトづくり」と、ちょっとしたお楽しみ体験も用意されている。

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レストランには暖炉のラウンジもあり、16時には火が入る

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濃厚ミルクのソフトクリームに、好きなようにトッピング

「森を眺めたり、アクティビティーを楽しんだりしながら、那須高原の自然を存分に味わっていただければと思います。季節の移ろいを感じられるのも大きな魅力の一つです」と、広報の斎藤さん。

プールサイドでゆったりできるクアガーデンやレンタサイクル、ハンモック、不定期開催の朝ヨガや天体観測など、豊富な施設内外のアクティビティーがある。森の散歩に出かけるもよし、レストランで森を眺めながら、風呂上がりのビールを楽しむもよし。森のリゾートをお好み通りに謳歌(おうか)できるということだ。なんだかわくわくしてきた。

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季節を問わず楽しめるクアガーデン。夜はライトアップされリゾート気分満点

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レンタサイクルは30分制で当日に要予約

文/高崎真規子 写真/三川ゆき江ほか

【オールインクルーシブの宿】THE KEY HIGHLAND NASU<那須温泉・栃木>(2)~海・山リゾート~へ続く


THE KEY HIGHLAND NASU
TEL:0287-77-7000
住所:那須町高久丙3243-342

オールインクルーシブ
◎ドリンク(アルコールを含む)飲み放題(15時~23時)
◎森のスパ、森のキッチン、クアガーデン
◎ハンモック、レンタサイクル
◎ヨガハウス、天体観測、カラオケルームなど

1泊2食料金(税込み)
平 日 2万2700円~
休前日 2万7100円~
※ひとり泊不可

客室:36室
交通:東北新幹線那須塩原駅から送迎40分/東北道那須ICから18キロ

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※記載内容はすべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2025年9月号)
(Web掲載:2025年12月20日)


Writer

高崎真規子 さん

昭和の東京生まれ。80年代後半からフリーライターに。2015年「旅行読売」の編集部に参加。ひとり旅が好きで、旅先では必ずその街の繁華街をそぞろ歩き、風通しのいい店を物色。地の肴で地の酒を飲むのが至福のとき。本誌連載では、大宅賞作家橋本克彦が歌の舞台を訪ねる「あの歌この街」、100万部を超える人気シリーズ『本所おけら長屋』の著者が東京の街を歩く「畠山健二の東京回顧録」を担当。著書に『少女たちはなぜHを急ぐのか』『少女たちの性はなぜ空虚になったか』など。

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