【新・日本の絶景】星空写真家・KAGAYAが選ぶ「星空絶景」6選
三宅島の伊豆岬灯台と天の川 (東京都三宅村)
星空の下、航海の安全のため暗い海に光をめぐらす灯台を見ていると、どこか温かく人間味を帯びた姿に見えてきます。そして規則正しく遠くへ投げる光が、何か大切なメッセージのような気さえしてきます。(2019年7月撮影)
日本各地の星空を撮り続ける星空写真家のKAGAYAさんに、星空の世界を教えていただきました。空と地上の風景の組み合わせの美しさに気付かされます。
ハルニレの木と月と天の川 (北海道豊頃町)
訪れるたびいろいろな表情を見せてくれるこの樹。広い星空の下にぽつりと立つその姿を一晩撮影すると、まるで樹がずっと見守ってくれていたような気がして、また会いに行きたくなるのです。(2018年2月撮影)

メルヘンの丘とペルセウス座流星群 (北海道大空町)
北海道の夜空を翔けるペルセウス座流星群の流れ星です。流れ星を見たり写真に撮ったりするには、流星群の夜をねらうのがおすすめです。(2024年8月撮影)

花園の宵 (新潟県佐渡市)
日が沈むと、西空にひときわ明るく金星が輝きはじめました。咲きほこるトビシマカンゾウを、月光がやさしく照らしていました。まるで天上の楽園のようだと思いました。(2023年5月撮影)

八幡平ドラゴンアイ (秋田県仙北市)
雪解けのシーズン、眼下にエメラルドグリーンの沼が丸い形に浮かび上がりました。天の川が昇った星空に、緑色の淡い雲のような大気光も写っています。(2024年5月撮影)

四万十川に沈む冬の星座 (高知県四万十市)
穏やかな清流に映る冬の星座たち。対岸がまるで宇宙に浮かぶ島のようです。澄んだ水の流れと田園風景が見られる、四国の四万十川流域は、空が暗い場所が多く、星を見るのに適しています。(2024年12月撮影)

文・写真/KAGAYA(かがや)

プロフィール
KAGAYA(かがや)
1968年、埼玉県生まれ。星空写真家。プラネタリウム映像クリエイターとして手掛けた「銀河鉄道の夜」は、国内外累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人を突破し現在も動員記録を更新中。写真集『StarryNights』、フォトエッセー集『一瞬の宇宙』、入門書『星空の楽しみかた』など著作多数。星空写真は小学校理科の教科書に採用された。Xのフォロワーは93万人。
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2026年1月号)
(Web掲載:2026年2月21日)


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