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【新・日本の絶景】上空100メートルの気球から望む世界最大級の墳墓 おおさか堺バルーン

場所
> 堺市
【新・日本の絶景】上空100メートルの気球から望む世界最大級の墳墓 おおさか堺バルーン

仁徳天皇陵はエジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦始皇帝陵と並び、世界三大墳墓の一つ。 周囲2.7キロ。「百舌鳥・古市(ふるいち)古墳群」として世界遺産に登録

あの「鍵穴」を上空から!

2025年10月、堺市にある大仙(だいせん)公園で「おおさか堺バルーン」の運行が始まった。気球に乗って世界最大級の墳墓、仁徳(にんとく)天皇陵を上空約100メートルから望めるという。

「全長約486メートルと世界一の墳丘長ゆえ、全体像は地上からでは実感できませんでしたが、世界遺産登録直後の2019年7月、気球による観覧の計画が立ち上がりました」と堺市観光推進課の河内優介さん。

しかし、コロナ禍で工期が延び、原因不明のガス漏れで気球を入れ替える事態も。完成時、関係者や市民の喜びはひとしおだったとか。

乗り場では、仰ぎ見る直径約23メートルの気球の大きさに圧倒される。搭乗後、音もなくふわりと機体が浮かび、前後左右360度の景観がみるみる広がる。ヘリウム型気球は静かで揺れが少ないのが特徴で、上空の澄んだ空気も心地よい。地上では森に見えた古墳だが、徐々に濠ほ りに囲まれた鍵穴のような前方後円墳の形が浮かび上がる。44基ある百舌鳥(もず)古墳群もあちこちに見え、古墳時代の面影が目に浮かぶようだ。

茶や刃物など堺の伝統文化を紹介する施設とともに訪れれば、堺の奥深い魅力を再発見できるはずだ。

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運行は約15分ごと、所要時間は15~20分程度。天気が良くても風速約8メートル以上で運休となるため、ホームページや電話で運行状況を事前確認しておきたい

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リング状のゴンドラには1回あたり15人程度が搭乗し、上空で移動もできる。引火や炎上の心配のないヘリウムガスを使う気球で、パリ五輪の開会式で使われたものと同型

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仁徳天皇陵と反対側(南側)にある履中(りちゅう)天皇陵

ぜひ食べたい“ご当地土産”

地元の社会福祉法人で作られる前方後円墳型の「さかいラスク」。メープル、おこし(ごまとショウガ)、黒糖くるみの3種セット770円。大仙公園内の百舌鳥古墳群ビジターセンターで販売

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文/児島奈美 写真/宮川 透


おおさか堺バルーン
ベストシーズン 通年

営業:10時~17時45分/無休(天候、風速により運行休止の場合あり)
料金:4200円
交通:阪和線百舌鳥駅から徒歩5分/阪神高速15号堺線堺出口から3キロ
住所:堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁大仙公園内
TEL:050-1722-4848 
Web予約で200円引き(空きがあれば当日でも搭乗可)

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※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:旅行読売2026年1月号)
(Web掲載:2026年2月8日)


Writer

児島奈美 さん

神戸生まれ。学生時代にバイクで北海道、九州、信州を巡って旅に目覚め、約40か国渡航。1か月のキャンプ旅でも太って帰ってくる食いしん坊で、現在は、旅・グルメ・人物インタビューを中心に、ガイドブックや雑誌、Webなどの制作に携わる。「旅行読売」ではルポがメイン。鉄子や歴女の道も着々と歩む。

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