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【1万円台の名湯】直行バスでお得に楽々アクセス 積善館本館<四万温泉>

場所
> 中之条町
【1万円台の名湯】直行バスでお得に楽々アクセス 積善館本館<四万温泉>

町の重要文化財の「元禄の湯」。風呂の原型と言われる「蒸し湯」もある

山間の歴史ある宿で湯治文化に浸る

四万温泉の新湯(あらゆ)川に架かる慶雲橋の前に立つと、別世界にタイムスリップしたような光景に目を見張る。橋の向こうに佇(たたず)むのは、映画「千と千尋の神隠し」のイメージモデルにもなったと言われる積善館本館だ。1694年開業、現存する木造湯宿建築としては日本最古で、群馬県の重要文化財に指定されている。

19630年築の「元禄の湯」は脱衣所と一体になった典型的な湯治場の造り。対面の川底から引いた源泉が、五つの湯船の底からこんこんと湧き出す。大きなアーチ型の窓から自然光が差し込むさまは幻想的だ。

本館の背後には、趣の異なる旅館棟「山荘」「佳松(かしょう)亭」が立つ。こちらの大浴場や露天風呂、家族風呂に入れるのもうれしい。

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「佳松亭」にある「杜の湯」の露天風呂

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昔ながらの湯宿建築の雰囲気を残す本館。昼と夜では表情を変える

客室は、江戸後期の湯治宿の趣をそのまま残し、どこか懐かしい風情が漂う。自炊はできないが、ヘルシーな食事を弁当形式で提供する。週3回の館内歴史ツアーも人気。ゆったりと湯治を体験しながら、温泉文化を感じられる希少な宿である。

東京駅から高速バス・四万温泉号に乗れば、12時20分頃に四万温泉に到着。13時チェックインの宿泊プランもある。

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本館の玄関を入ると歴史資料館がある

文/高崎真規子


積善館本館
TEL:0279-64-2101
住所:中之条町四万温泉

料金(税込み)
素泊まり なし
1泊朝食 なし
1泊2食 平日1万1700円~/休前日1万2250円~
※1人1室利用の場合は1泊2食1万600円〜(壱番館)

客室:全16室
泉質:ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉
日帰り入浴:10時~17時/不定休/1500円
交通:吾妻線中之条駅からバス40分、四万温泉下車すぐ/関越道渋川伊香保ICから50キロ

もっとお得に!
四万温泉へは東京駅から高速乗合バス・四万温泉号が運行。片道3500円、往復6300円。8時50分発、所要約3時間30分

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※記載内容はすべて掲載時のデータです。

(出典:旅行読売2026年5月号)
(Web掲載:2026年6月9日)


Writer

高崎真規子 さん

昭和の東京生まれ。80年代後半からフリーライターに。2015年「旅行読売」の編集部に参加。ひとり旅が好きで、旅先では必ずその街の繁華街をそぞろ歩き、風通しのいい店を物色。地の肴で地の酒を飲むのが至福のとき。本誌連載では、大宅賞作家橋本克彦が歌の舞台を訪ねる「あの歌この街」、100万部を超える人気シリーズ『本所おけら長屋』の著者が東京の街を歩く「畠山健二の東京回顧録」を担当。著書に『少女たちはなぜHを急ぐのか』『少女たちの性はなぜ空虚になったか』など。

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