【空から灯台】紀伊日ノ御埼灯台<和歌山県日高町>
紀伊水道を望む風光明媚の地に立つ白亜の灯台
紀伊半島の西端で紀伊水道を見守る
紀伊(きい)半島の最西端に位置する景勝地、日ノ御埼(ひのみさき)に立ち、紀伊水道を航行する船舶の安全を守っている。現在の灯台は3代目。明治時代の初代は現在よりも南西方向の場所に立っていたが、太平洋戦争時の1945年に攻撃を受けて全焼・解体された。その後建て直された2代目は近くの地崩れで倒壊するおそれがあることから、2017年に現在の場所に建て替えられたという。
周辺は自然公園として整備されている。灯台の目の前には黒潮の海と荒々しい断崖絶壁が織りなすダイナミックな景観が広がり、美しい夕景を求めて、多くの写真愛好家が訪れる。この日も観光客でにぎわっていた。山道を少し下ると初代灯台跡を見ることができる。戦時中の機銃掃射の弾痕も残っており、長い歴史を感じる。
ドローン撮影/⻘⾕ 慶



【紀伊日ノ御埼灯台】
高さ:約17メートル
初点灯:1895(明治28)年
交通:紀勢線御坊駅からバス22分の海猫島下車徒歩40分、または同駅からタクシー20分/湯浅御坊道路御坊IC、または阪和道御坊南IC から15キロ
TEL:0738-63-3806(日高町企画まちづくり課)
※記載内容はすべて掲載時のデータです。
(出典:「旅行読売」2026年8月号)
(Web掲載:2026年8月13日)


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