たびよみ

旅の魅力を発信する
メディアサイト
menu

“御城印”を集め、光のアート空間を楽しむ高知の城旅へ!

場所
> 安芸市・南国市・高知市
“御城印”を集め、光のアート空間を楽しむ高知の城旅へ!

クオリティの高い“御城印”が人気

高知県内の城をめぐる「土佐の城 御城印ラリー」(2020年2月2日まで)が人気を集めている。スマートフォンのGPS機能を使った無料のスタンプラリーアプリ「ニッポン城めぐり」とのコラボ企画で、県内7か所(安芸<あき>城跡、岡豊<おこう>城跡、高知城、高知城歴史博物館、浦戸城跡、本山城跡、中村城跡)をめぐって、全施設をクリアすると御朱印ならぬ“御城印”などの特典がもらえるというもの。アプリをダウンロードして、各施設にあるQRコードを読み込むだけ。6月27日からスタートして10月末時点で、全スポットを制覇した人が1000人を超えたという。

御城印 高知の城めぐり
全スポットをクリアするともらえる御城印セット

人気の理由の一つが、“御城印”のクオリティの高さ。例えば、岡豊城跡では城主だった長宗我部 元親(ちょうそかべ もとちか)にちなみ、長宗我部の家紋に元親の菩提寺である雪蹊寺・住職の筆耕、高知城では山内家19代当主・山内豊功氏の筆耕と家紋を使用している。他の御城印のデザイン性も優れていて、しかも全て日本三大和紙の一つ「土佐和紙」に描かれているというこだわり。城ファンだけでなく、武将ファンにもうれしい企画になっている。

安芸市立歴史民俗資料館
アプリを起動して各施設にあるQRコードを読み込む

東西に長い高知県の東から順番に城を“攻め”てみる。まずは安芸市の安芸城跡へ。忘れないうちにダウンロードしたアプリを開いて、安芸市立歴史民俗資料館(入館料330円)内にあるQRコードを読み込む。これでまずは一つ。館内には山内一豊の頬に刺さった鏃(やじり)や山内家家老だった五藤家ゆかりの品々も展示されている。

安芸 伊尾木洞
神秘的な洞窟と壁面を覆うシダが撮影スポットとして人気の伊尾木洞
伊太利亜食堂リンダ リンダ
リンダ リンダの「安芸産しらすとフレッシュトマトのスパゲッティ」950円

安芸城は標高約40mに立つ平山城で詰(本丸)跡からは安芸平野を一望できる。もともとは土佐の豪族・安芸氏が治めていたが、長宗我部元親に攻められ落城。その後、江戸時代になると五藤家が居を構えた。

 安芸城跡とともに立ち寄りたいのが、市内にある岩崎彌太郎生家や市のシンボル「野良時計」。天然記念物のシダ植物が自生し、神秘的な雰囲気の海食洞「伊尾木洞(いおきどう)」は、パワースポットや撮影スポットとして人気を集めている。また、高知の新鮮食材を使った本格的なイタリアンが楽しめる「伊太利亜食堂リンダ リンダ」は、地元の人はもちろん、多くの観光客で賑わっている。

 

岡豊城 長宗我部元親
高知県立歴史民俗資料館前の長宗我部元親飛翔之像

安芸市を後にして、次は南国市の国史跡・岡豊城跡へ。岡豊城は長宗我部氏の本城で、「続日本100名城」にも選定されている。城山には詰跡や曲輪(くるわ)、各所に竪堀が見られ、中腹にある高知県立歴史民俗資料館と一緒に楽しみたい。

現存の城で追手門と天守を同時に眺められるのは高知城だけ!

高知城に登城する前に立ち寄りたいのが追手門の目の前にある高知城歴史博物館。山内家に伝わる土佐藩関係の貴重な歴史資料を約6万7000点も収蔵していて、期間ごとに展示を入れ替えている。収蔵の多さにも驚くが、書物などの保存状態が非常に良く、その本物を鑑賞することで高知城への思いがますます強くなってくる。

高知城 チームラボ 光の祭
高知城が幻想的なアート空間に

高知城は現存天守12城の一つで、天守閣、本丸御殿、追手門など本丸の建造物が完全に残る唯一の城として知られている。その高知城で「チームラボ 高知城 光の祭」(2020113日まで)が開催されている。

二ノ丸、三ノ丸には赤、青、緑、黄色などに変化する光の球体が置かれ、その球体に触ると色が変わり、音を発しながら周囲の球体に伝播して最後は天守まで届く仕組みになっている。同じ空間にいる、多くの人が触れることで光の伝播が様々に伝わり、唯一無二のアート空間を作り出す。

本丸と二ノ丸を結ぶ渡り廊下の襖に描かれたのは、コンピューターが光の線で波を表現した作品で、その動きの美しさに目を奪われる。

昨年は46日間で112400人超を動員したイベントで、今年は67日間に会期を延ばし、内容もボリュームアップ、一部変更を加えて日本三大夜城の高知城を華やかに彩る。

カツオのたたき ひろめ市場
高知に来たら絶対に食べたいカツオのたたき。写真は塩たたき

光のアートを楽しんだ後は、高知城から徒歩数分の「ひろめ市場」へ。活気あふれる場内には、約60軒の店が軒を並べ高知の食や酒を満喫できる。席はフリーなので「ここ空いていますか?」などと声をかけると、相席の人とも会話が弾み、お酒が好き(?)で世話好きな“高知人”と楽しい時間を過ごすことができる。

1泊、2泊して残りの浦戸城跡、本山城跡、中村城跡もクリアすれば、念願の御城印セットが手に入る。


【イベント】

チームラボ 高知城 光の祭 2019-2020

場所/高知城、高知公園

会期/2020113日まで

時間/1730分~2130分(入場は21時まで)

料金/大人1100円(天守への入館は別途400円)


【問い合わせ】

●「土佐の城 御城印ラリー」

 電話088-823-9606(高知県自然・体験型観光キャンペーン実行委員会事務局)

●安芸市立歴史民俗資料館

 電話0887-34-3706

●伊尾木洞

 電話0887-34-8344(安芸観光情報センター)

●伊太利亜食堂リンダ リンダ

 電話0887-37-9807

●高知県立歴史民俗資料館

 電話088-862-2211

●高知県立高知城歴史博物館

 電話088-871-1600

●「チームラボ 高知城 光の祭 2019-2020」(チームラボ 高知城 光の祭 コールセンター)

 電話0888547100  


Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん