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「御船印めぐりプロジェクト」始動

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「御船印めぐりプロジェクト」始動

船や航路ごとに、参加社がさまざまな印を発行する

46の船会社参加し船旅の魅力PR

日本全国の船や港を巡って「御船印」を集める「御船印めぐりプロジェクト」がスタートした。

御船印は、寺社仏閣の御朱印の船バージョン。同プロジェクトは日本旅客船協会の公認事業で、商船三井フェリー、東海汽船、東京湾フェリーなど全国46の船会社が参加。船や航路ごとにプリント版、スタンプ版、手書きなどの印を発行し、港や船内などで販売する。船のイラストを描いたり、フェリー名を大書したり、各社で個性が光る。

公式船印帳(1980円)もあり、公式ガイドブックも今夏発売される予定だ。参加社は今後も増える見込みで、旅行会社と提携し御船印ツアーなども予定。

称号「御船印マスター制度」を設けているのも特徴だ。定められた数の御船印を集めれば、「一等航海士」や「船長」などの認定証を、希望者に有料で発行する。

公式船印帳
公式船印帳

<公式サイト>

御船印めぐりプロジェクト

 

(出典「旅行読売」2021年7月号)

(ウェブ掲載2021年6月24日)



Writer

天野久樹 さん

1961年、秋田市生まれ。過去に全国紙の運動部記者として、大相撲やモータースポーツ、アマチュア野球などを取材。現在は月刊「旅行読売」で、特集面の取材や全国観光ニュース情報などを担当している。イタリアの国立大学(ペルージャ外国人大学イタリア語・イタリア文化プロモーション学科)を卒業したキャリアを活かし、イタリア語の翻訳も行っており、訳書に「アイルトン・セナ 確信犯」(三栄書房)がある。

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