「御船印めぐりプロジェクト」始動
船や航路ごとに、参加社がさまざまな印を発行する
46の船会社参加し船旅の魅力PR
日本全国の船や港を巡って「御船印」を集める「御船印めぐりプロジェクト」がスタートした。
御船印は、寺社仏閣の御朱印の船バージョン。同プロジェクトは日本旅客船協会の公認事業で、商船三井フェリー、東海汽船、東京湾フェリーなど全国46の船会社が参加。船や航路ごとにプリント版、スタンプ版、手書きなどの印を発行し、港や船内などで販売する。船のイラストを描いたり、フェリー名を大書したり、各社で個性が光る。
公式船印帳(1980円)もあり、公式ガイドブックも今夏発売される予定だ。参加社は今後も増える見込みで、旅行会社と提携し御船印ツアーなども予定。
称号「御船印マスター制度」を設けているのも特徴だ。定められた数の御船印を集めれば、「一等航海士」や「船長」などの認定証を、希望者に有料で発行する。