日光街道で御宿場印が誕生
越ヶ谷宿の御宿場印
日本橋と日光を含め計30種
東京・埼玉・栃木の3都県に広がる日光街道と日光西街道にある28の宿場町と起点の日本橋、終点の日光に、「御宿場印」が誕生した。
日光街道は「五街道」の一つで、日本橋から日光まで約140㌔を結ぶ。小山の先で分かれ、鹿沼を経て今市で合流するのが日光西街道だ。
発案は、かつて千住宿のあった北千住が発祥地である足立成和信用金庫。「コロナ禍に苦しむ地域経済を立て直し、地域活性化を図りたい」と願い、各信金や観光協会と協力し御宿場印(各300円)を作成した。墨と朱の2色刷りで、地元の風景なども添えられ宿場ごとに個性に富む。御宿場印帳(2200円)も販売している。
両街道とも平坦で比較的歩きやすいのが特徴。「コロナ感染防止対策を徹底したうえで、御宿場印を集めながら街道歩きを楽しんでほしい」とPRしている。