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日光街道で御宿場印が誕生

場所
日光街道で御宿場印が誕生

越ヶ谷宿の御宿場印

日本橋と日光を含め計30種

東京・埼玉・栃木の3都県に広がる日光街道と日光西街道にある28の宿場町と起点の日本橋、終点の日光に、「御宿場印」が誕生した。

日光街道は「五街道」の一つで、日本橋から日光まで約140㌔を結ぶ。小山の先で分かれ、鹿沼を経て今市で合流するのが日光西街道だ。

発案は、かつて千住宿のあった北千住が発祥地である足立成和信用金庫。「コロナ禍に苦しむ地域経済を立て直し、地域活性化を図りたい」と願い、各信金や観光協会と協力し御宿場印(各300円)を作成した。墨と朱の2色刷りで、地元の風景なども添えられ宿場ごとに個性に富む。御宿場印帳(2200円)も販売している。

両街道とも平坦で比較的歩きやすいのが特徴。「コロナ感染防止対策を徹底したうえで、御宿場印を集めながら街道歩きを楽しんでほしい」とPRしている。

杉戸宿の御宿場印
杉戸宿の御宿場印

<公式サイト>

日光街道・日光西街道 御宿場印プロジェクト

 

(出典「旅行読売」2021年10月号)

(ウェブ掲載2021年9月16日)

Writer

天野久樹 さん

1961年、秋田市生まれ。過去に全国紙の運動部記者として、大相撲やモータースポーツ、アマチュア野球などを取材。現在は月刊「旅行読売」で、特集面の取材や全国観光ニュース情報などを担当している。イタリアの国立大学(ペルージャ外国人大学イタリア語・イタリア文化プロモーション学科)を卒業したキャリアを活かし、イタリア語の翻訳も行っており、訳書に「アイルトン・セナ 確信犯」(三栄書房)がある。

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