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集めてみよう 御城印

集めてみよう 御城印

(左上から)弘前城、忍城、七尾城、一乗谷城の御城印


城好きの間で人気急上昇なのが「御城印」。城の名が揮毫され、「入場記念符」「城郭印」など、扱う場所によりその名称も多様。見た目は寺社の「御朱印」に似ているが、お城を訪れた記念のコレクションとして集めるファンが多い。近年、全国各地のお城や城址で増え続け、種類も豊富な「御城印」の中から、ここでは特に注目のものを紹介します。

弘前城(青森県弘前市)

サクラで有名な弘前城は、現存12天守の一つ。登城記念符(御城印)には中央に藩主・津軽氏の家紋「杏葉(きょうよう)牡丹」、縁には伝統の刺し子の技法「こぎん刺し」をイメージした絵柄を配する。

【料金】300円

【販売場所】弘前城天守内売店(4月1日~11月23日)TEL:0172-33-8733(弘前市みどりの協会)、弘前城情報館(通年)TEL:0172-26-5965

 

忍城(埼玉県行田市)

石田三成の水攻めに耐えた「浮城」として、小説・映画『のぼうの城』で有名となった。御三階櫓に、城主だった成田氏、大河内松平氏、安倍氏、奥平松平氏四家の家紋をデザイン。

【料金】200円

【販売場所】行田市郷土博物館 TEL:048-554-5911、観光情報館ぶらっと♪ぎょうだ TEL:048-554-1036

 

七尾城(石川県七尾市)

日本五大山城に数えられる、国指定史跡。サイズの違いを含め、御城印は3種類あり、いずれも、城主だった能登畠山氏の家紋「丸に二引(にびき)」と城址のイラストがあしらわれている。

【料金】300円、400円

【販売場所】七尾城史資料館 TEL:0767-53-4215

 

一乗谷城(福井市)

戦国大名・朝倉氏の城館があった一乗谷。御城印には朝倉氏の家紋「三盛木瓜(みつもりもっこう)」や館の唐門を描写している。

【料金】300円

【販売場所】一乗谷朝倉氏遺跡復原町並南口入場窓口 TEL:0776-41-2330(朝倉氏遺跡保存協会)

御城印
(左上から)郡上八幡城、彦根城、鳥取城、宇和島城、名護屋城の御城印

郡上八幡城(岐阜県郡上市)

八幡の町並みと吉田川を見下ろす郡上八幡城。名産の手すきの美濃和紙に歴代藩主の家紋がデザインされている。通常の赤印版のほか、販売日時限定の金印版もある。

【料金】300円

【販売場所】郡上八幡城入城券売り場 TEL:0575-67-1819(郡上八幡産業振興公社)

 

彦根城(滋賀県彦根市)

江戸幕府の重臣であった井伊家の居城は、全国に5か所しかない国宝の天守の一つ。御城印は「井伊の赤備え」をイメージした地色に家紋の「井伊橘(たちばな)」、旗印の「井桁」を配置。

【料金】300円

【販売場所】彦根城管理事務所 TEL:0749-22-2742

 

鳥取城(鳥取市)

鳥取は江戸時代、池田氏32万石の城下町だった。御城印には特産の因州和紙を使い、城名は市内の書家・柴山抱海(ほうかい)氏の揮毫。池田家の家紋「丸に揚羽蝶(あげはちょう)」と「角輪(かくわ)紋」をあしらう。

【料金】300円

【販売場所】鳥取城仁風閣受付 TEL:0857-26-3595

 

宇和島城(愛媛県宇和島市)

築城の名手・藤堂高虎の入城後、堅城へと大改修された。高虎の後、城主は富田氏、伊達氏と代わる。登城記念印状は3種類。うち一つは宇和島伊達氏の家紋「竹に宇和島雀」を載せる。

【料金】300円

【販売場所】宇和島城天守1階 TEL:0895-22-2832

 

名護屋城(佐賀県唐津市)

文禄・慶長の役に際、豊臣秀吉が前線基地として築いた5層7階の巨城。御城印には、城跡から出土した瓦の「五七桐」(豊臣秀吉の家紋)を配し、揮毫は嬉野市の書家・織田独灯(どくとう)氏。

【料金】300円

【販売場所】名護屋城博物館受付 TEL:0955-82-4905、名護屋城跡観光案内所 TEL:0955-82-5774 


※施設が休みの時、販売されない場合やほかの場所で販売していることがあります。



Writer

たびよみ編集部 さん

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