西多摩「南沢あじさい山まつり」開催中
山道に咲き乱れるアジサイ。コロナ禍前の2019年には1万5000人の有料入山者が訪れた
梅雨空に映える1万株のアジサイ
東京都あきる野市深沢で、「南沢あじさい山まつり」が7月10日まで開催中。
南沢あじさい山は、五日市線武蔵五日市駅から徒歩40分(タクシー7分)ほどにあるアジサイの名所。この山の所有者で今年92歳となる南澤忠一さんが、半世紀かけて丹精込めて造り上げてきた花の山だ。
当初は山の入り口から墓所までのつもりがどんどん広がり、今や道の両側や沢沿いの斜面など1万株を超えるアジサイが埋め尽くす。
2016年からは地元の企画運営会社「do-mo」の髙水健さんと南嶋祐樹さんら若き起業家たちが、南澤さんの意志を継承し、あじさい山を後世に残すべく山の整備やイベント開催に尽力している。杉木立ちの下、花を咲かせる様々な種類のアジサイの中を散歩できる。
詳細は南沢あじさい山ホームページで。