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発売40周年「青春18きっぷ」ポスターギャラリー

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発売40周年「青春18きっぷ」ポスターギャラリー

「こののどかさこそ、真の幸せなのかもしれません」

肥薩線の真幸(まさき)駅(宮崎)の名前に「真の幸せ」がかかっている。この駅に数分停車した後、地元の人たちに見送られながら出発する特急「いさぶろう・しんぺい」。2016年夏のポスター。肥薩線は2020年7月の集中豪雨で被災し、2022年7月現在も真幸駅を含む八代―吉松駅間が不通となっており、復旧が待たれる。

 

雄大な写真と印象的なコピーが「名作」を生む

2022年で発売40周年を迎えた「青春18きっぷ」。長年、旅行者や鉄道ファンに愛され続けてきたこのきっぷは、毎シーズン駅に貼られるポスターも注目されている。旅情を感じる風景と印象的なキャッチコピーの組み合わせで、記憶に残る「名作」が多い。歴代のポスターを何点か振り返る。

画像提供/JRグループ

「あの頃の青を探して。」予讃線(愛媛)。画面を占める海と空の色が美しい。2005年夏のポスター
「家の冷房を消して、涼しい日本へ旅にでた。」四万十川を渡る予土線の土佐大正―土佐昭和駅間(高知)。東日本大震災後の節電を意識したコピー。2011年夏のポスター
「凍(い)てついた体で、列車に乗り込んだ。暖かさがこころに 沁(し)みた。」山陰線の諸寄駅(兵庫)。冬の夜の、海辺の駅舎と町明かりが旅情を誘う。2019年冬のポスター
「雄々しい山々の麓(ふもと)で初々しい春を見つけました。」北アルプスを眺める大糸線の安曇追分駅(長野)。2022年春のポスター

(出典:「旅行読売」2022年7月号)

(WEB掲載:2022年8月22日)


Writer

たびよみ編集部 さん

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