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【鉄道ひとり旅】レトロ車両で信州ワインを味わう、北信濃の温泉郷へのんびり旅<長野電鉄>

場所
  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 長野県
> 長野市、上高井郡、下高井郡
【鉄道ひとり旅】レトロ車両で信州ワインを味わう、北信濃の温泉郷へのんびり旅<長野電鉄>

信州を走る元ロマンスカー車両。土曜・休日の指定日は北信濃ワインバレー列車として運行される。料金は7500円(事前予約制)/TEL:026-248-6000(長野電鉄お客様サポートセンター)

日本一ゆっくり走る特急列車で、のどかな信州を楽しむ

長野電鉄の観光列車「北信濃ワインバレー列車」で、早春の山並みが美しい信州の温泉地を訪ねてみよう。

東京から北陸新幹線で約1時間30分。長野駅の新幹線改札口脇には、「是(これ)より善光寺参道 十八丁」と刻まれた石碑が立つ。善光寺のご本尊・阿弥陀如来(あみだにょらい)が立てた48願のうち特に重要な第18願にちなみ、長野駅は善光寺から真南へ18丁(約1.8キロ)の位置に設置されたという。

発車まで時間があるので、にぎやかな参道を散策し、善光寺を参拝。国宝に指定された本堂をはじめ、江戸時代に建造された山門や経蔵(きょうぞう)など見どころは多い。

2.善光寺 仲見世・参道.jpg
参拝者が行き交う善光寺の参道 ©善光寺 TEL:026-224-8316(長野市観光振興課)

昼過ぎに長野電鉄の特急「ゆけむり~のんびり号~」で湯田中(ゆだなか)温泉へ。土曜・休日などは4両編成のうち中間車を「北信濃ワインバレー列車」として運行。車内では北信濃のワイナリーから厳選したワインを飲み放題で楽しめる。車両は2005年まで小田急線の特急ロマンスカーとして活躍した10000形-HiSEで、昭和レトロな味わいも魅力だ。1人でも4席分のボックスシートが利用でき、相席になることはないので、気兼ねなく過ごせる。

3.食事風景.jpg
座席はテーブル付きのボックスシート。かつての食堂車の雰囲気を味わえる

4. ワイン.jpg
赤・白・ロゼのワインが飲み放題。ワインと相性がよい「のんびりべんとう」がセットになっている

長野電鉄は長野―湯田中駅間33.1キロを結ぶローカル鉄道。運輸課の柴草里佳さんは「日本一ゆっくり走る特急列車で、のどかな信州の風景を眺めながら上質なワインと食事をお楽しみください」と語る。飯縄(いいづな)山や妙高山などの雪化粧した北信濃の山々を望み、千曲(ちくま)川などビュースポットでは一時停車してくれる。

終点の湯田中駅から湯田中温泉はほど近い。駅に隣接する「楓(かえで)の湯」など、数か所の施設で日帰り入浴ができる。近隣の渋温泉や角間(かくま)温泉など、昔ながらの風情が残る温泉街を訪ねるのもいい。

5.湯田中駅隣接の「楓の湯」.jpg
湯田中駅に隣接する温泉施設「楓の湯」。10時~20時30分/第1火曜(祝日の場合は翌日)休/500円/TEL:0269-33-2133

🚃沿線の見どころ

長野県立美術館 【善光寺下】

美しい信州の風景とアートの調和が楽しめる美術館。善光寺東隣の城山公園内にある。企画展や長野県ゆかりの作家の作品を中心に展示され、眺めのいい屋上広場「風テラス」がある。
■9時~16時30分/水曜(祝日の場合は翌日)休/コレクション展(本館・東山魁夷館共通)700円/長野電鉄善光寺下駅から徒歩15分/TEL:026-232-0052

6.県立美術館 水辺テラス.jpg
写真/長野県立美術館

モデルコース.jpg

文/谷崎 竜


※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:旅行読売2026年3月号)
(Web掲載:2026年2月9日)


Writer

谷崎 竜 さん

旅行ライター。1969年、名古屋生まれ。千葉大学理学部を卒業後、バックパッカーで世界五大陸を放浪。帰国後、旅専門のフリーライター・カメラマンとして活動する。著書に「のんびり各駅停車」(講談社)、「青春18きっぷパーフェクトガイド」(イカロス出版)など多数。

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