ユニ東武ゴルフクラブの「ごろごろ野菜のチキンスープカレー」1600円

「2022年度 野菜と家庭菜園に関する調査」（タキイ種苗株式会社調べ）によると、大人も子どもも好きな野菜の第１位は「ジャガイモ」だった。大人の好きな野菜でジャガイモが1位になったのは意外にも初めてとのこと。支持された理由は、単純に「おいしいから」が93.8%と多く、昨年末から今年はじめにかけて大手ハンバーガーチェーンのフライドポテトが食べられなくなった「ポテトショック」が、改めてジャガイモのおいしさを認識させたのではと分析している。他にも「その野菜を使った料理が好き」「料理がしやすいから」（ともに43.8%）という理由が上位を占めた。

そんな人気のジャガイモ料理がふんだんに楽しめるイベントが、北海道の由仁町で開催されている。その名も「ゆに新じゃがフェスティバル」（10月23日まで）。由仁町は札幌から車で約1時間、新千歳空港からも約40分の位置にあり、町内にある飲食店18軒が参加し、由仁産のとれたてのジャガイモ「とうや」を使った“ゆにじゃがメニュー”を提供している。「とうや」は8月中旬から11月中旬に収穫され、他の品種に比べて煮崩れしづらいので、ほど良い歯ごたえと滑らかな食感が楽しめるという。今回もスープカレーやあげいも、ミートパイ、ニョッキのほか、スイーツなど各店自慢のオリジナルメニューが味わえる。

また、今年はスマートフォン一つで誰でも参加できるデジタル版スタンプラリーも実施していて、各店舗で“ゆにじゃがメニュー”を頼むと、会計時に二次元バーコードを読み込んでスタンプを取得できる。スタンプ3個でゆにじゃが5キロ、5個で10キロがそれぞれ抽選で20人に当たる。参加店には、美肌の湯で有名な「ユンニの湯」やコキアが人気の「ゆにガーデン」も入っているので、スタンプラリーを楽しみながら、温泉や四季折々の花に癒やされる休日を過ごしたい。

問い合わせは、由仁町観光協会まで。