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【絶景サウナ】輝く太平洋や富士山を一望 大磯プリンスホテル

場所
> 大磯町
【絶景サウナ】輝く太平洋や富士山を一望 大磯プリンスホテル

大磯プリンスホテルのパノラミックサウナ。室内は幅7.6メートル、奥行き4.6メートル、天井までの高さ約3メートルと、広さも申し分ない

 

パノラマを楽しむための新設サウナ

横幅6メートルほどの窓の外に見えるのは、青く輝く大海原と水平線。大磯プリンスホテルの温泉・スパ施設「THERMAL SPA S.WAVE」(サーマル スパ エス.ウェイヴ)のパノラミックサウナは前方と奥、2面に大きな窓を設え、まさにパノラマを楽しむためのサウナだ。

大海原には大島が浮かび、南に伊豆半島が横たわる。奥の窓を見て、もう一度感動。箱根へ続く山並みの向こうに富士山がそびえる。室温は40度~50度。景色をゆっくり楽しめるよう、高温ではなく「暖かい空気」に包まれている。

サウナがあるスパ棟は、2017年7月の新設。大磯ロングビーチとともに約60年の歴史を刻んできた同ホテルの新たなサービスとして、またサウナブームの今、絶景が楽しめるサウナとして注目を集めている。スパ棟の3階は男女別の温泉フロア、4階は水着着用のスパフロア(小学生以下は利用不可)となっていて、夫婦やカップルで訪れても一緒にサウナを体験できるのも魅力だ。

山側の窓からは富士山が見える

海と一体になれるインフィニティ―プールも

楽しみはパノラミックサウナだけではない。施設名の「THERMAL(サーマル)」とは「温度」の意味で、高温のフィンランドサウナ、温まった体を冷やして肌を引き締めるアイスルーム、岩盤浴、水風呂など、様々な温度でそれぞれの「ととのい方」ができる。

さらに屋外には海との一体感にひたれるインフィニティープール、ジェットバス、テラスがあり、水風呂に代えてプールにつかり、海を眺めながら外気浴が楽しめる。サウナが苦手なら、プールで景色を楽しめばいい。非日常感に誘いざなわれパノラミックサウナに足を運べば新たな発見があるかもしれない。

ホテルからは箱根や鎌倉へも車で40分ほど。人気観光地の宿とは違った落ち着きと風格に包まれ、周辺観光を楽しむのもいい。

文/渡辺貴由 写真/齋藤雄輝

壁面の輻射熱を体の深部に取り込みアロマの香りで癒やされるテピダリウム
雪が舞う演出もあるアイスルーム
オートロウリュも備えたフィンランドサウナ
インフィニティープール。水温は30度~38度で一年中入れる
きらめく太平洋が窓の外に広がる海側の客室

大磯プリンスホテル
℡:0463-61-1111
宿泊料金:1泊朝食スパ利用付き1万2955円~
交通:東海道線大磯駅からバス13分、大磯プリンスホテル下車すぐ、またはタクシー7分/小田原厚木道路大磯ICから2.5キロ
住所:神奈川県大磯町国府本郷546

サウナ設備
サウナ:男女共用3/パノラミックサウナ40度~50度、テピダリウム(低温サウナ)35度、フィンランドサウナ80度~100度、アイスルーム10度~15度
水風呂:男女共用1/15度~20
ほか設備:岩盤浴、ジェットバス、インフィニティープール、外気浴、内風呂、露天風呂など

※掲載時のデータです。

 

(出展:「旅行読売」2023年6月号)

(Web掲載:2023年6月22日)

 


Writer

渡辺貴由 さん

栃木県栃木市生まれ。旅行情報誌制作に30年近く携わり、全国各地を取材。現在、月刊「旅行読売」編集部副編集長。プライベートではスケジュールに従った「旅行」より、行き当たりばったりの「旅」が好き。温泉が好きだが、硫黄泉が苦手なのが玉に瑕(きず)。自宅では愛犬チワワに癒やされる日々。

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